2024.02.19

【「楽天SOY2023」受賞店に聞く】『NIKE 公式 楽天市場店』齊田宗一郎氏「アクセス減でも利便性高めて増収」

「NIKE 公式 楽天市場店」 を運営するナイキジャパンのディレクター 齊田宗一郎氏(左)に聞いた


「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー(SOY)2023」で「靴ジャンル賞」「ラ・クーポン賞」を受賞した「NIKE 公式 楽天市場店」 を運営するナイキジャパンのディレクター 齊田宗一郎氏に、「楽天市場」における2023の注力点や2024年の展望について聞いた。



2023年5月ごろからコロナ制限が解禁され、消費者動向が変わった。オフラインで商品を触って、試して購入する方が増えたと思う。コロナ禍に伸びたデジタルのトラフィックは落ち着いた感がある。

そのような中でわれわれは、より良い商品をより良い価格で提供するのはもちろん、デジタルのお買い物体験の利便性を高めることに注力した。

ランニングシューズであれば、履き心地を重視した柔軟性や、スピード出すための厚底タイプなど、ニーズに応じて商品を選びやすくした。チャートで商品をしっかり理解した上で購入できるフローを作った。

アパレルであれば肌触りや素材感から選ぶという機能を作った。実際に商品を触われないデジタルにおいても、商品の特徴を分かりやすく探せるように工夫している。

商品を選んだり、探したりする機能を強化し、転換率の向上を図った。まとめ買いを促す取り組みにも注力した。そうすることで、アクセスが落ち着く中でも売り上げを伸ばすことができた。

「楽天市場」を利用するお客さまは、時間をかけて、さまざまな商品を探されていると思う。その体験をいかに良くするかを考えていきたい。

今後も公式店としてより良い商品をお客さまに提供していくとともに、商品選びを分かりやすくしていきたい。商品の特徴や機能をご理解いただけるように、分かりやすく、比べやすく伝えていきたいと思う。





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