2023.12.03

グランデックス、アウトドア視点の防災グッズ展開 日常的な使用も意識

アウトドアのレジャー運営や関連グッズの製造販売を行うグランデックスは、「自然と親しむ」という視点から取り揃えた防災グッズをEC展開している。アウトドアレジャー運営のノウハウを生かし、日常的な使用も意識した防災グッズをラインアップする。

同社は、埼玉・秩父の長瀞や、東京・奥多摩などにベースを設けて、アウトドアアクティビティーの運営を行っている。また、自然と生きる上でのリスクマネジメントとして、防災グッズも販売している。

ECサイトでは、防災の目的だけでなく、アウトドアレジャーにも使えるグッズをラインアップする。

ECサイトの開設当初、同社でファーストエイドやレスキューの講習会を積極的に行っていた経験を生かして関連グッズを仕入れて展開したところ、ユーザーから好評だった。「ひと昔前の防災グッズはマイナーなものが多かった。キャンプなどアウトドアでも非常時でも使えるものがいいとひらめいた」(加藤社長)という。

ユーザーからの評判を得て、自社オリジナル商品の開発に着手した。

例えば、スウェーデントーチ「THE TORCH」は、たき火初心者をターゲットにしたもので、着火剤に火をつけて1時間たき火体験ができる商品。「遊びながら火と触れ合うだけでなく、いざというときに役立つ」(同)としている。


▲「THE TORCH」

同社では、取り扱う防災・アウトドアグッズのカタログも用意。防災の備蓄で留意すべきポイントを解説しているほか、「おうちキャンプ」でのグッズの使用例などを紹介するなど、幅広い使用シーンを提供している。

今後も、防災とアウトドアをかけ合わせた商品を展開していく。「防災グッズに対する考え方を変えていく。ビジュアルが良くて普段使いのできるアウトドアグッズを防災に使うという発想で、商品を発掘し、提供していきたい」(同)とした。





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