2023.11.17

NOVASTO、「ReCORE」で商品下取りシステムを構築 中古市場参入を支援

小売リユース業界のDXを支援するNOVASTO(ノヴァスト)は11月13日、商品の下取り(トレードイン)をする際のシステムの提供を開始した。費用や人的コストを抑えた下取りシステムの構築を支援する。

NOVASTOは、中古市場新規参入者に向けて、自社の小売・リユース業専門クラウドPOS「ReCORE(リコア)」を用いた商品の下取りシステムの提供を開始した。

「ReCORE」のアカウントを発行し、下取りを行う際に消費者が入力する申し込みフォームのデザインや、買取価格のルール作成などをサポートする。さらに事業者が下取りを行う際には、申し込みフォーマットに顧客が入力したデータを「ReCORE」のアカウントに連携。査定見積もり、契約書の取り交わし、本人確認、荷物の集荷などの取引を担う。eKYCやヤマト自動集荷システムにも対応する。


▲中古スマホ取扱い事業者に試験的に提供した下取りシステムのイメージ

これまで一般の小売業を行ってきた企業がユース事業に参入するケースが年々増加している。その背景には、企業としてのSDGsへ取り組みや、拡大する中古市場に参入することで事業を成長させるといった目的がある。特に携帯電話や家電製品などは、新品を購入する際にこれまで使用していた商品を下取りするという流れがスタンダードになった。


▲実際の下取り入力フォーム

一方で、「商品の下取り」は、いわゆる商品の買取りと同じで査定金額の算出などの一連の手続きが必要となる。これまで新品商品の販売のみを行ってきた小売業者にとって、それらの流れをいちから構築するのは容易ではないとし、自社の提供するPOSレジ「ReCORE」を利用した下取りシステムの提供に至ったとしている。費用面、人的コストを抑えた下取りのシステム構築を可能にする。




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