2023.09.26

オークファン、EC向けのRPAツール「ドロップボット」提供 ドロップシッピングにおける在庫管理・監視を効率化

オークファンは9月25日、業務自動化ソリューション「オークファンロボ」において、Amazonでドロップシッピングを行うEC事業者向けのRPAツール「ドロップボット」をリリースした。ドロップシッピングにおける在庫管理・監視の効率化を支援する。

オークファンの提供する「オークファンロボ」は、PCを利用する業務の効率化を目的にした業務自動化ソリューション。このほど、Amazonでドロップシッピング(商品在庫を持たずに、注文商品をメーカーから顧客に直送すること)を行うEC事業者向けのRPAツール「ドロップボット」をリリースした。

ドロップシッピングを行う物販事業者は、商品在庫を抱えることなく、注文商品をそのまま仕入れサイトやメーカーから顧客へ直送可能。在庫リスクを抱える必要がないため、低リスクでECビジネスを行うことができるというメリットがある。

一方で、多くの商品を出品すればするほど、1日数時間をかけて仕入れサイトとモールを往復し、注文を受けた商品をすぐに仕入れられるか、サイト内に在庫が残っているかを確認する必要があるなど在庫管理に時間がかかる。

さらに、仕入れモール内の在庫の監視・管理が行き届いておらず、注文のキャンセルが多発すると、アカウントが凍結されるリスクがある。売上が減少するだけでなく、アカウントに低いレビューが付くなどのリスクも孕むといった課題もある。



このほどリリースしたRPAツール「ドロップボット」は、仕入れサイト「NETSEA」と販売モール「Amazon」をつなぎ、「NETSEA」側で在庫が0になると、「Amazon」内での在庫も0へと自動変更できる。「NETSEA」側に在庫が補充されると、「Amazon」内の在庫にも自動反映させることができ、在庫管理に時間がかかる、アカウント凍結のリスクといった課題を解決できる。



現時点で対応する販売モールは「Amazon」のみだが、今後は対象モールや機能の拡充も予定。物販事業者のノンコア業務を自動化し、空いた時間を別の事業に充てることで、「NETSEA」バイヤーの流通拡大への貢献を目指すとしている。






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