2023.06.30

パーソナライズフードモール「Tastyモール」スタート 食品専用ECモールで食品業界におけるゲームチェンジャー目指す

台湾と日本に特化したマーケティング事業を展開するUooDは6月28日、食の多様性(フードダイバーシティー)に対応可能な、食品専用のフードモール「Tastyモール」の一般公開を開始した。日本の食のグローバル化と地方創生を目指す。

UooDが一般公開を開始した「Tastyモール」は、食品専用のテナント型ECモール。個人のライフスタイルに合わせ、「欲しい食品が見つかる、美味しい食品に出会える」ようシステムを構築しており、「無添加、オーガニック、機能性食品などのこだわりを持つ食品で、より良いものを探したい」「地方の特産品などこれまでインターネットで見つからなかった魅力的な食品を買いたい」「ヴィーガンや食物アレルギーなど、健康上の理由やライフスタイルにも適応できる商品を見つけたい」「作り手の想いを知りたい。ファーマーズマーケットのように見つける楽しさを体験したい」など、さまざまなユーザーの食の多様性(フードダイバーシティー)に応えることができる。


▲多様な食品を販売

例えば食品アレルギーを持つユーザーに対しては、アレルギー成分を除外して表示させることで食べられる物を見つかりやすくするなど、消費者に向けてパーソナライズフードマーケットを提供する。


▲アレルギー成分を除外して検索できる

自社開発のシステムで食品だけに特化させることにより、これまでオンライン販売が難しかった高付加価値商品を提供する食品事業者との提携も実現。生産活動や販売活動に忙殺され、オンrナインでの販売に踏み切れなかった生産者に対し、初期費用や月額費用が無料で、簡単な操作で直感的に入力できるシステムを導入し、手軽に出品できる環境を提供する。

不正出品防止のため、承認された出店者でも商品登録後に運営側で承認されないと出品できない仕組みを採用しており、消費者は安心して商品を購入できることも特徴の1つとなっている。

食品業界における市場のゲームチェンジャーとして、食品生産者のEC運用の常識と流通の常識を変えることを目指しおり、消費者個々の好み、食の多様性(フードダイバーシティー)に対応可能な食品専用のテナント型ECモールを提供する。

さらにUooDは、日本の食品生産者に対し、グローバル市場の進出促進、地方に拠点を構えながらも収益性を確保できるためのプラットフォームを構築して提供することで、地方活性化を担うためのサポートを行うとし、道の駅では初出店となる「みのりの郷東金」と連携。地域の魅力的な食品を出品していく。

今後は、消費者と食品をつなぐマッチング機能と、商品を自動でおすすめするレコメンド機能の強化を図るとしている。




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