ホームセンターのコーナン商事、中期経営計画でEC化率5.5％へ 販路拡大とメディア展開も

ホームセンターのコーナン商事は、2025年までの中期経営計画において、EC化率を5.5%にする目標を掲げた。
　
アマゾンや楽天市場のほかに、auPayマーケットやdマーケットなどに販路を広げる予定で、京東（ジンドン）など海外のECにも出店する計画。また、オウンドメディアの構築も視野に入れ、顧客接点を強化し、ECと店舗の送客を推進していく。
　
2023年2月期は、ECで購入した商品を店舗で受け取れる機能を強化し、この機能を経由した売上高が前期比47％増だった。また、自社ECサイト「コーナンeショップ」を2022年10月にリニューアル。店舗在庫などが分かるようにし、利便性の強化を図ったことで、ECの利用率と店舗での注文商品の受け取りが進んだ。

「ECサイトのリニューアルを機に口コミが広がり、ECの利用率も増えた。個人、法人ともに利用が増えている」（担当者）とした。