2023.02.21

三京商会、不正アクセスでクレカ情報9416件を漏えいか 個人情報も最大4.9万件流出の可能性

アパレルやファッション雑貨を販売する三京商会は2月20日、自社ECサイト「三京商会 公式ショップ」が第三者からの不正アクセスを受け、クレジットカード(クレカ)情報など9416件、個人情報が最大4万9330件を漏えいした可能性があると発表した。

2022年8月26日、決済代行会社からクレカ情報の漏えい懸念について連絡を受けた。同日、クレカ決済の選択肢を削除し、同月31日にクレカ決済を停止した。

第三者調査機関による調査を実施したところ、2020年7月28日~2021年12月20日の間に同サイトでクレカ決済を利用した8794人のカード番号や名義、有効期限、セキュリティコード、メールアドレス(ログインID)、ログインパスワードが漏えいした可能性があるという。クレカ情報の一部は不正利用された可能性があり、被害の有無を確認している。

さらに2020年7月28日までに同サイトで会員登録や注文した最大4万6614人の住所や氏名、電話番号なども漏えいした可能性がある。同様に同日までに電話注文した2716人の住所や氏名、電話番号、注文情報が漏えいした可能性があるという。

漏えいの可能性がある顧客には、メールや書状にて連絡をしている。不正アクセスがあった旧システムを用いたサイトはすでに閉鎖しており、新たな情報漏えいは発生しない状況にあるという。

2022年9月12日以降、独立した全く別の新しいシステムを用いた環境で自社ECサイトを運営しており、新システムの安全性は確認済みだという。現在は蔵化決済を除く決済方法で販売をしている。






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