2022.08.24

ドコモショップでハンドメイドマーケット「minne」の使い方講座 コネクシオのシニア向け「暮らしのスマホ教室」で

国内最大のハンドメイドマーケット「minne byGMOペパボ」を運営するGMOペパボと、全国でドコモショップなどを展開するコネクシオはこのほど、コネクシオが運営するシニア層向けのスマホ教室「暮らしのスマホ教室」において、「minne byGMOペパボ」でのショッピング方法などが学べる「minne byGMOペパボ 講座」を開始する。シニア層への「minne byGMOペパボ」の普及、ネットショッピングの利用促進を図り、2022年内で全国100店舗での展開を目指す。

GMOインターネットグループのGMOペパボの運営する「minne byGMOペパボ」は、ライフスタイルに合わせたこだわりの作品を購入・販売できる国内最大のハンドメイドマーケット。3万件を超える作家・ブランドによる登録作品数は1545万点以上で、アプリダウンロード数は1377万を突破している。

一方、コネクシオは、スマホの操作・活用を手伝うシニア層向けのスマホ教室「暮らしのスマホ教室」を運営。人生100年時代において、誰もがデジタルデバイスを活用することで、より快適で豊かな生活を実現するためのサポートを行う。

両者は9月より、コネクシオ直営ドコモショップの「暮らしのスマホ教室」において、「minne byGMOペパボ」の登録や、作品検索・購入方法などが学べる「minne byGMOペパボ 講座」開始する。参加費は2000円(税込)。初期展開店舗は、東京都、神奈川県、埼玉県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、福岡県の計14店舗となる。

コネクシオのリアルな顧客接点「暮らしのスマホ教室」での講座の実施を通じ、シニア層への「minne byGMOペパボ」の普及を図り、ネットショッピングの利用を促進する。多くの人に、ハンドメイド作家・ブランドや、作品との出会い、ネットショッピングの楽しさを体験してもらうことで、より豊かな生活を実現するとしている。また、コネクシオがSDG’s経営実践のためのマテリアリティ(重要課題)の1つに掲げる「デジタルデバイドの解消」の取組みとして、本講座を推進していくとしている。

昨今シニア層においても、スマートフォンを活用してインターネットを楽しむ人が増えており、NTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、スマートフォンの所有率は60代が約80%、70代が約60%で増加傾向にある。一方、ネットショッピングの利用においては、月1回以上の利用者が20%程度に留まっている。

「minne byGMOペパボ」は、こだわりを持って生み出された作品との出会いを提供する国内最大のハンドメイドマーケットとして、SNSをはじめとするインターネット上でのコミュニケーションや、ハンドメイドイベントなどを通じて、ユーザー層を拡大してきた。現在のユーザーは20~40代がメイン層となっており、作家・ブランド、購入者共に80%以上を占めている。60代以上の利用に関しては、2018年末時点では全体に占める割合が3.6%程度だった。2021年末時点では5%程度まで増加ものの、人口比率や60代以上へのスマートフォンの普及率を踏まえると、さらにユーザー層を拡大できると考えている。

一方コネクシオは、キャリアショップ運営で培ったノウハウや顧客から寄せられた要望をもとに、有料の各種スマホ講座「暮らしのスマホ教室」を全国で開催。Web媒体では接触しにくいシニア層に対して、サービス紹介や利用登録に加え、利用方法の説明までを実施できるため、リアルな場でシニア層との顧客接点を希望するWebサービス企業からの協業の提案も多く、事業拡大戦略の一つとして検討してきた。

こうした状況を受け両者は、シニア層をはじめ、「minne byGMOペパボ」での買い物を楽しみたいもののインターネットやスマートフォンアプリの使い方が分からない等の不安を持つ人をサポートするため、「minne byGMOペパボ講座」の実施に至ったとしている。

2022年12月末までに、ドコモショップを含む100店舗で開催することを目指す考えを示した。



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