Google、美白製品の広告宣伝禁止 6月30日までに該当広告の削除を呼びかけ

Googleはこのほど、広告のポリシーにおいて、危険または中傷的なコンテンツに関するポリシーを更新し、肌の色に優劣を付ける美白製品の宣伝を禁止した。

Googleは、法律を遵守するだけでなく、ユーザーの安全性と利便性を高めることを目指して作成した広告のポリシーを掲げ、ユーザーや広告エコシステム全体にとって有害であると思われる一部のコンテンツを禁止している。

このほど、広告のポリシーにおいて、「不適切なコンテンツ」セクションの危険または中傷的なコンテンツに関するポリシーを更新し、肌の色に優劣を付ける美白製品の宣伝を禁止した。これにより該当製品の広告は、ポリシー施行ガイドラインの下で禁止される。

Googleの広告のポリシーは、Googleネットワークで宣伝することが禁止されているコンテンツとなる「禁止コンテンツ」、Googleでの広告掲載で禁止されている手法である「禁止されている行為」、宣伝は可能でも制限があるコンテンツとなる「制限付きのコンテンツと機能」、広告、ウェブサイト、アプリに関する品質基準となる「編集基準と技術要件」の4つに分類されており、今回更新した「不適切なコンテンツ」セクションは、「禁止コンテンツ」に分類されている。

Googleは、広告の利用者に対し、禁止対象の広告の有無の確認と、該当する広告の2022年6月30日以前の削除を呼びかけている。

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