2024.10.15

ZOZO、企業の計測業務効率化を支援 新サービス「ZOZOMETRY」提供、ZOZOSUITなしの計測も可能

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ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは10月15日、事業者向け計測業務効率化サービス「ZOZOMETRY(ゾゾメトリー)」の正式提供を開始した。「ZOZOSUIT」を着用して計測する方法に加え、スマートフォン1つで身体計測可能な「ZOZOSUITなし計測」も新たに提供する。事業者の計測業務を効率化し、採寸が必要な服の売上拡大・コスト削減に貢献する。

ZOZOは、オンラインでの買い物をより楽しく、より便利にするためのテクノロジーとして、足の3D計測用マット「ZOZOMAT」、子どもの足を簡単に3D計測できるマット「ZOZOMAT for Kids」、フェイスカラー計測ツール「ZOZOGLASS」などの計測テクノロジーをファッションEC「ZOZOTOWN」を通じて提供している。

2020年には、3D計測用ボディースーツ「ZOZOSUIT」を発表し、新たなサービスを共創するパートナー企業を募集してきたほか、2021年より計測テクノロジーの技術ライセンス販売を行うなど、技術活用の幅を広げるべくさまざまな活用先を検討してきた。

このほど、3D計測用ボディースーツ「ZOZOSUIT」の計測テクノロジーを活用した事業者向け計測業務効率化サービス「ZOZOMETRY(ゾゾメトリー)」を正式ローンチした。「ZOZOSUIT」を着用して行う計測と、「ZOZOSUIT」を使用しない計測の2種類の身体計測方法を提供する。



「ZOZOMETRY」では、専用のスマートフォンアプリを使って身体をスキャンして高精度な3Dデータを生成。独自AIを用いて身体の計測数値を算出する。計測した身体データは管理ツールに自動的に連携され、一元管理できる。

最大で身体の139箇所を約1分で高精度に計測することできることに加え、利用開始にあたり、事業者は大きな設備投資やシステム開発が不要。アカウントの申込みだけで簡単に導入できる。



計測者に特別なトレーニングも必要なく、スマートフォンのカメラを用いて場所を選ばずに計測できるため、事業者の人手不足や計測者ごとの計測結果のばらつきを解消し、採寸が必要な服の売上拡大やコスト削減が期待できる。すでにオーダー服や衣料品の研究開発の分野で導入が決定しており、今後はフィットネスやゲーム、医療などのファッション以外の分野への提供も目指すとしている。

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