2024.07.04

Jamm、銀行直結決済サービスを提供 決済手数料1.8%に設定

Jamm 橋爪捷CEO

Jamm(ジャム)はこのほど、A2Aの決済サービス「デジタル現金払い!Jamm」を開始した。ECなどの中小企業の決済手数料を圧縮することで、銀行直結決済「A2A」の普及を目指す。

6月27日に都内で新サービス発表会を開催した。「デジタル現金払い!Jamm」はオンライン事業者がユーザーの銀行口座から料金を受け取れる新たな決済ブランドで、300行以上の金融口座に対応する。



ユーザーは一度の口座登録で全ての加盟店で支払いが可能だ。オンライン事業者が負担する決済手数料は2025年末まで1回の決済当たり1.8%で、2026年以降は2.5%とする予定。

ユーザーはスマホで電話番号と銀行口座などを登録して利用できる。IDやパスワードではなく、パスキー認証を採用することで、セキュリティー基準を維持しつつ、ユーザビリティーを高めた。

立て替えや回収にかかるコスト、未払いコスト、不正対策コストなどを削減したことで加盟店手数料1.8%を実現したとしている。

発表会で、Jammの橋爪捷CEOは「20代前半を中心とした若年層のクレカ離れが増えているが、銀行口座を所有する人がほとんどなので、引き落としできればカバーできる」と話した。






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