2024.05.04

博報堂DYメディアパートナーズ、オンオフの購買を最大化する「Tele-Digi AaaS for Purchase」で楽天のデータを活用

博報堂DYメディアパートナーズは4月30日、テレビCM・デジタル広告によるオンライン/オフラインの購買効果を分析するソリューション「Tele-Digi AaaS for Purchase」において、第2弾として新たに、楽天グループのデータを活用し、購買起点でのテレデジ統合運用を実現する機能をリリースした。

博報堂DYメディアパートナーズが提供する「Tele-Digi AaaS for Purchase」は、購買に関連する様々なデータホルダーと連携することでオンライン/オフライン購買にテレビCM/デジタル広告がどのように寄与しているのかを可視化・統合管理し、最適な広告運用を目指すソリューション。

テレビ・デジタルを横断して購買への寄与を可視化し、購買を最大化する広告運用を実現する「モニタリング機能」、メディアプラニングに資する分析を行い、購買をKPIとしたプラニングを最適化する「プラニング領域」、購買に貢献するテレビバイイングやデジタルターゲティングを実現し、実行力が担保された広告配信を行う「バイイング領域」に対応し、テレビ・デジタル横断での活用だけでなく、それぞれ単体での活用も可能だ。

このほど、第2弾の取り組みとして、新たに楽天グループのデータと連携した機能をリリースした。本機能では、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」における消費行動分析データや、オフライン購買データなど、オンライン/オフラインにまたがる楽天の各種データをAaaSのデータ基盤として活用することで、広告接触ユーザーと非接触ユーザーの購買リフトを施策の前後で比較し、広告の効果を検証できる。さらに各メディアの購買リフトデータを博報堂オリジナルシミュレーションツールと連携させることで、購買をKPIとする各メディア予算配分の最適化を実現する。



これまでは紐づけることが難しかったインターネット上の生活行動と購買行動を、各プラットフォーマーのデータクリーンルームでセキュアに分析することで、実購買層のデモグラ・興味関心・購買履歴といったユーザー特性の分析も可能となる。楽天の持つ、興味関心セグメントごとの購買ポテンシャルを確認できるため、購買に繋がりやすいセグメントを明らかにして次回の配信に活用するなど、購買起点でのプラニングを実現できる。



この件は、博報堂DYグループ11社横断の戦略組織「ショッパーマーケティング・イニシアティブ」の取り組みの一環でもあり、今後はさらにオンライン、およびオフライン購買のデータを拡充して、購買データを起点としたテレデジ統合運用を実現する。

博報堂DYメディアパートナーズは、今後もテレデジ広告の効果最大化を可能にするさまざまなサービスを順次導入し、博報堂DYグループの各広告事業会社とともに広告主の事業目標の達成に貢献する考えを示した。




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