2023.12.19

アートとクラフトのECプラットフォーム「VERNACLE」オープン 作家の背景とともにアイテムを紹介

vernacle(ヴァナクル)は12月19日、アートとクラフトのECプラットフォーム「VERNACLE」をオープンした。「風(旅)」と「土(暮らし)」をテーマにさまざまなアイテムを世界中から集め、作家の背景にある固有の文化とともに届ける。

vernacleが提供を開始した「VERNACLE」は、アートとクラフトのECプラットフォーム。革職人の井組裕介氏、陶芸家の小野澤弘一氏、桶職人の中川周士氏、イタリアの木工作家Riccardo Monteリカルド・モンテ氏、イタリアのガラス工房「Ercole Moretti(エルコレ・モレッティ)」などの作品を取り扱い、アイテムの販売に加え、作家へのインタビューなど読み物も提供する。

サービス名の「VERNACLE」は、その土地の環境に最適化された建築様式や、地域・民族に伝わる童謡や民謡など、その風土で営まれた土着の文化のことを指す「Vernacular(ヴァナキュラー)」からインスパイアされた造語。



風土は、その土地固有の気候や地質に見られる環境を指すが、少しずつ変化していく。「風」と「土」の文字から構成される通り、風によって外部からさまざまな種子が運びこまれ、大気などの影響を受けながらその土地に根付いたものがゆっくりと成長し、生み出されていくものであり、適応できなかったものは絶え、また新たな影響によってゆっくりと変化しながら育まれていく。

物や情報が手軽に国境を越え、どこでも同じような物が作れる時代にあって、風土を色濃く反映した道具や芸術作品に深く興味を感じるとし、「VERNACLE」では「風(旅)」と「土(暮らし)」をテーマにさまざまなアイテムを世界中から集め、作家の背景にある固有の文化とともに届けたいとしている。




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