2020.06.03

【ECソリューションマップ2020〈CRM編〉】「LTV-Lab」DM自動発送で成果、広告回収率が大幅に改善

コアフォースが提供するEC・通販事業者向けCRM支援システム「LTV-Lab(エルティーヴィーラボ)」が順調に顧客数を増やしている。「LTV-Lab」は、EC・通販事業者がすでに利用しているカートシステムの多くと、顧客や受注の情報を自動連携できる。

これにより、顧客は「LTV-Lab」を使ってメール、ステップメール、LINEメッセージ、紙媒体DMを、省力化・自動化しつつ配信することで、効果的なプロモーションが行える。

費用は月額3万円からと比較的低料金で始められ、規模の大小を問わず、CRM強化・LTV向上を志向する多くの事業者が利用している。

最近のイチ押しは「自動バリアブル/オフラインDM機能だ」と語るのは宮内尊紀マネージャー。紙媒体のDMを自動で発送できる印刷会社と「LTV-Lab」をシステム連携することで、「メール未開封ユーザー」や「カートに未購入商品が残ったままのユーザー」などの条件を設定しておくと、その対象者に自動的にDMを郵送。大幅に発送までの手間を軽減できる。

某大手アパレル会社では、ROAS(広告費回収率)が700~1400%といった驚異的な成果が出ており、この事例に関する口コミ効果も顧客数増加に一役買っている。

同社はカスタマーサクセスにも力を入れている。「LTV-Lab」の既存顧客を対象に、LTV向上施策の勉強会を「LTV大学」と称して開催、顧客から好評価を得ている。宮内マネージャーによれば、「約3カ月に1度のペースで、初級・中級・上級のクラス別に開催している。参加顧客には、それぞれの実データを使って施策を体験してもらうなどの工夫をしており、かなり満足度は高い」と自負している。


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