2020.06.03

【楽天チケット×Rakuten TV】ハイブリッド型イベントの『チケット販売』から『ライブ配信』まで一括支援

楽天は6月2日、イベント主催者やアーティストなどのコンテンツホルダーである事業者を対象に、チケットの予約・販売サイト「楽天チケット」と動画配信サービス「Rakuten TV」を組み合わせ、オフライン・オンライン同時開催のハイブリッド型ライブイベントを支援するソリューションの提供を開始した。ワンストップの支援による、スムーズなイベント開催の実現を図る。

同ソリューションの利用により、事業者は楽天からの支援をワンストップで受けることでき、オンラインでのチケット販売からオフラインイベントのライブ配信までをスムーズに実現できるという。例えばオフラインでの観客数を限定しながら、オンラインでは大規模にライブ配信をしたいという場合、双方同時にチケットを販売し、効率的かつシームレスにリアルイベントおよびライブ配信へと集客することが可能となる。

一方、イベントやライブを利用するユーザーは、チケットの購入からライブ配信の視聴までを楽天IDのみで楽しむことができる。チケット購入時に、「楽天ポイント」をためたり、使用したりすることも可能。

新型コロナウイルスの影響を受け、エンターテインメントを取り巻く環境は大きく変化している。「Rakuten TV」では本年2月以降、「舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇FINAL〜POWER OF BIKE〜」や「さまぁ〜ずライブ12」、人気声優によるイベントなど、さまざまなイベントのライブ配信を手がけてきた。その中で「RakutenTV」とチケット販売の「楽天チケット」を組み合わせたソリューションへのニーズが高いと考え、今回の提供に至ったとしている。

さらに同ソリューションの一環として、1億以上の楽天会員からなる顧客基盤に基づく消費行動分析データの活用などを通じ、イベント主催者やアーティストの販促活動の支援を実施。楽天グループの持つサービスやノウハウを組み合わせて提供することで、イベント主催者やアーティストなどの収益多様化を図るとしている。楽天が運営する多様なエンターテインメントサービスと連携した音楽配信やグッズ販売など、より複合的なコンテンツ展開をワンストップで支援できるようにする予定だという。

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