2020.06.03

ブランド品宅配買取の「ブランディア」が初めてのリアル店舗 ビデオ通話によるリモート査定も開始予定

外観(左)、店内受け付けカウンター(右上)、自動扉デザイン(右下)

ブランド品の宅配買取サービス「ブランディア」を運営するデファクトスタンダードは6月2日、初の買取専門店「ブランディア恵比寿店」を6月8日にオープンすると発表した。宅配買い取りに抵抗がある顧客のニーズに応え、腕時計・貴金属・バッグの買取強化を図る。

デファクトスタンダードの親会社であるBEENOS(ビーノス)の直井聖太CEOは2020年9月までに5店舗のリアル店舗を展開する計画を発表していた。リアルでの買い取りを強化することで、ハイブランド品の買い取りを拡大し、収益性の向上を図る狙いがある。

1店舗目となる「ブランディア恵比寿店」では、最小限の接触で接客できるよう、オンライン予約により待ち時間を短縮する仕組みを導入。査定員が顧客とビデオ通話でコミュニケーションし、ウェブカメラで本人確認、査定、成約までを可能とする「リモート査定」を6月中に開始する予定だという。


店内の雰囲気

中古ブランド品の販売サイト「ブランディアオークション」で気に入った商品を店舗に取り寄せ、実物を確認して購入できるサービスも近日中に提供する。中古のブランド品を買い求めやすくするため、店内に「試着ブース」も設置している。

買い取りした品物はこれまで同様、自社販路である「ブランディアオークション」をはじめ、「ヤフオク!」「楽天市場」「eBay」など国内外の複数の販路に同時に出品する。

店舗の外観には、CMで流れる「ブランド売るならブランディア」のサービス名が認識しやすいようカタカナ表記にしたという店舗オリジナルのロゴを利用。入店しやすさを出すため手書きのフォントを用い、ブランディアのアイコンである王冠マークを添えている。


店舗の外観

自身の大切なブランド品などを宅配買い取りで送ることに抵抗を感じる顧客もいたとし、査定員との対面によるコミュニケーションを通して、安心や納得の提供を目指すとしている。

店舗オープンの記念品として、ハンドメイド作家による「値段がつかなかった品物」をリメイクしたエコバッグやポーチ制作。「ブランディア恵比寿店」の来店者先着30名へのプレゼントを実施している。

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