2020.06.01

「PayPayオンライン決済」の手数料を3.5%→2.99%に永年割引 「futureshop」と「aishipR」で先行キャンペーン

ECサイト構築システム「futureshop」を提供するフューチャーショップと、ECサイト構築システム「aishipR(アイシップアール)」を提供するロックウェーブは6月1日、期間中に「PayPayオンライン決済」に申し込んだEC事業者に対し、同決済の手数料が通常の3.5%から永年2.99%に割引するキャンペーンを開始した。キャンペーンの申し込み期間は6月1〜30日。

「PayPayオンライン決済」を導入したECサイトでは、利用者は「PayPay」で決済できるようになる。「PayPay」の登録者数は2800万人を超えている。同決済に対応することで、ユーザーが外出時でも手軽に決済を完了できるため、カゴ落ち防止効果が見込めるという。

「aishipR」は国内ASPとして初めて「PayPayオンライン決済」を実装したという。「futureshop」はSaaS型Eコマースプラットフォームでは初めて商品出荷時に売り上げを確定できる仕組みを採用したという。

「futureshop」は、SBペイメントサービス(SBPS)とのサービス連携によって「PayPay(オンライン決済)」への対応を実現した。キャンペーンを提供させるには、以下の手続きが必要。6月中に管理画面内にある「SBPSお問い合わせフォーム」より利用希望のエントリーを完了し、7月上旬にSBPSから案内されるエントリーシートに記入、7月31日までに返送。審査完了後、9月30日までに「futureshop」の管理画面で「PayPayオンライン決済」の利用設定を完了する。8月以降に決済の利用が可能になる予定だ。

「aishipR」でも6月中に管理画面から「PayPayオンライン決済」のオプションを申し込む必要がある。審査完了後は管理画面で利用設定するだけで簡単に導入できる。早ければ7月1日から決済の導入が可能だという。

「PayPayオンライン決済」に対応しているカートは他にもある。今回は「futureshop」と「aishipR」が先行してキャンペーンを展開しているようだ。今後、他のカートも「PayPayオンライン決済」の導入キャンペーンを実施する見通し。
 

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