2020.06.01

「HKT48」「NGT48」の持株会社にLINE、セプテーニ、ピアラが資本参加 D2Cやデジタルマーケを支援

アイドルグループ「HKT48」および「NGT48」の運営会社を支援・統括するSproot(スプルート)は5月27日、コミュニケーションアプリ「LINE」を運営するLINE、デジタルマーケティング事業を展開するセプテーニ・ホールディングス、ビューティ・ヘルスケアを中心としたEC・マーケティングを手がけるピアラと、第三者割当増資契約を締結したと発表した。デジタルやD2C領域での知見を持つパートナーを得て、HKT48、NGT48の各グルーブの発展を目指す。

今後の経営体制の拡充、各グループのデジタル化推進を支援するパートナーとして、LINEの取締役でもある舛田淳エンターテイメントカンパニーCEOが社外取締役に就任した。

今回の資本提携にあたりLINEの舛田淳エンターテイメントカンパニーCEOは、「LINEでは、これまでも『LINE LIVE』や『LINE MUSIC』などを通じ、デジタル領域においてアーティストとファンの出会いを生み出してきました。現在、エンターテイメント業界は、新型コロナウイルス感染症の流行により、これまで当たり前のように行っていたライブやイベントが中止となっており、新しいファンコミュニケーションが求められる変革の時期を迎えています。新体制となるHKT48やNGT48を応援していくとともに、多くのアーティストやエンターテイメント産業全体が盛り上がれるよう様々な側面からサポートしてまいります。また、私自身も社外取締役としてSproot社の事業や経営に尽力いたします」とコメントしている。

セプテーニ・ホールディングスの佐藤光紀代表取締役は、「この度の新会社、Sprootの船出をご一緒できることとなり、心より嬉しく思います。エンターテインメント×デジタルの領域での素晴らしい顧客体験をひとつでも多く生み出すことで、Sproot社の活動を通じ、エンターテインメント産業のデジタル・トランスフォーメーションに貢献していければと存じます」。

ピアラの飛鳥貴雄代表取締役は、「AIによる最適化が進む時代だからこそ、よりコンテンツが重要視され、人は体験に価値を見出していくと思います。ピアラが持つD2C支援のノウハウや新しい形のサービス構築力を活用し、Sproot社の持つエンターテイメントの力を、地方から全国、そして世界へと発信していけるよう、微力ながらサポートできればと思います」と、それぞれコメントを寄せている。

Sprootの渡邊洋行代表取締役は、「豊かな生活や人生を過ごすにあたって、エンターテイメントは不可欠な要素です。 今後、これまで以上に、ファンの皆様に楽しんでいただける新たなエンターテイメントを、HKT48、NGT48のメンバー、スタッフが一丸となって生み出せるよう、しっかりと支援するのが我々の役割です。新型コロナウィルスの流行、そしてDXの拡大など、大きく変化する時代において、デジタル領域で圧倒的な知見を持つパートナーのみなさま、そして、何より応援下さるファンの皆様の力をお借りしながら、HKT48とNGT48が時代をリードするエンターテイメントグループに成長できるよう尽力いたします」とコメントしている。

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