2020.05.28

アリババグループ、EC売上は35%増の6.5兆円 プラットフォームの流通総額は106兆円に

アリババグループが5月22日に発表した決算によると、2020年3月期の売上高は前期比35%増の5097億1100万元(約7兆6456億6500万円)だった。営業利益は同60%増の914億3000万元(約1兆3714億5000万円)と大幅に伸長した。

ECを中心とした主力事業であるコア・コマース部門の売上高は、同35%増の4361億400万元(約6兆5415億6000万円)だった。同部門は全体売上高の86%を占めた。

運営する「T-mall(天猫)」「タオバオ」といったデジタル・エコシステム全体での通期流通総額(GMV)は、7兆53億元(約106兆円)だった。19年11月11日に行った巨大セールイベント「独身の日」当日の流通総額が、過去最高となる2684億元(約4兆260億円)を記録したことなどが成長をけん引した。

中国小売市場での年間アクティブ・コンシューマーは、19年3月から7200万人増の7億2600万人だった。
3月における月間モバイルアクティブユーザー(モバイル機器によるサービス閲覧者)は、同1億2500万人増の8億4600万人だった。

※人民元の換算レートは1元=15円

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事