2023.05.26

テキスタイルECプラットフォーム「Fably」、「swatchbook」と提携 生地サンプルを3DCG化

ヤギは5月23日、テキスタイルECプラットフォーム「Fably(ファブリー)」において、世界最大級の3Dデザイン・デジタルマテリアルライブラリーを運営する米国のswatchbook Inc.と提携し、「Fably」に掲載・販売している一部商品からの3DCG化を開始した。生地サンプルの3DCG化を推進し、利用者の利便性向上を図る。

ヤギの提供する「Fably」は、繊維業界のあらゆる分野で活躍している人々をデジタルテクノロジーでつなぎ、新しいモノづくりの未来を紡いでいくことを目的としたテキスタイルECプラットフォーム。業界のプロツールとして多くの人に活用してもらえるよう、商品紹介に留まらず、様々なコンテンツを交えながら運営している。海外対応機能も備えており、海外からの受注・発送も可能となっている。

このほど、「Fably」において、同社が資本業務提携を締結している米国のswatchbook Inc.と提携した。

世界最大級の3Dデザイン、デジタルマテリアルライブラリーを運営するswatchbook社は、3D業界の最先端でキャリアを積んできたヤザン・マルコシュがファッション業界における無駄に気づき、この業界のマテリアルサプライチェーンを改革しようと挑戦を始めたのがきっかけで2017年に創業。「公共性」というキーワードを掲げ、業界の国際的なインフラとなることを目指している。

本提携により、さらに便利に使いやすく、新しい生地の発見と出会いを利用者に提供するとし、第1弾として「Fably」で紹介しているヤギ社の生地の一部を「swatchbook」上で3DCG化した。


▲Fablyで確認できる従来のパターン帳

カラーバリエーションも搭載されており、パターン帳よりも大きなスワッチで各色を確認できる仕様となっている。製品に採用した際の状態も確認でき、デザインのイメージをより膨らませることが可能となった。

さらに「Fably」と「swatchbookマーケットプレイス」を相互に行き来することにより、それぞれのユーザー流入の連動と拡大に繋げていきたいとの考えを示した。






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