2020.05.23

「ステイホーム」で楽器が再び人気に 

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、苦境に立たされてきた音楽業界に希望の兆しが見えてきました。楽器のECを取材すると、初心者向けの楽器セットの販売が伸長しているようです。

楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2019を受賞したサクラ楽器は、3~4月にかけて1万円台のアコースティックギターやエレキギターの初心者セットの販売個数が、前年より大幅に伸びたそうです。3~4月のEC売り上げは前年の同じ時期と比べて40%以上の増収となったようです。

コロナ禍により、家にいる時間が長くなり、この機に楽器を新たに覚えようという人や、過去に何かしら音楽に触れていたケースが再開する人が増えたそうです。特に、学校が休校になっている中高生が楽器を始めることも多いようです。

近年、若者の楽器離れにより、音楽業界はジワジワとダメージを受けてきました。楽器離れにより、バンドを始める人も少なくなり、ライブハウスなどの閉店も進んでいます。私は、中学三年生のときにドラムを始め、学生時代はバンド活動に明け暮れていたものです。

学生をはじめとする若年層が、新しく楽器を始めることで、音楽業界全体が活性化することにもつながるものと期待が膨らみます。ECから音楽業界全体が盛り上がってくれればと願っています。

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