2023.05.12

発送代行「ロジモプロ」とネットショップ管理「BOSS」、CSVデータ連携とPRAによる自動化を開始

清長は5月8日、EC通販向け発送代行サービス「ロジモプロ」において、ハングリードが提供するネットショップ管理システム「BOSS」との連携を開始した。これに伴い、「ロジモプロ」「BOSS」間のCSVによるデータ連携と、RPAによる自動化サービスをリリースした。受注確定から出荷作業までのバックヤード業務の負担軽減を支援する。

清長の提供する「ロジモプロ」は、中小規模のEC事業者を対象としたクラウド物流アウトソーシングサービス。委託した物流業務をクラウド上で管理でき、EC運営の少数精鋭化を実現する。

このほど、楽天グループのハングリード社が提供するネットショップ管理システム「BOSS」との連携を開始し、CSVによるデータ連携と、RPAによる自動化サービスをリリースした。これらは「ロジモプロ」と「BOSS」を利用していれば、誰でも無料で利用できる。

CSVによるデータ連携は、商品マスタデータ・受注データ・出荷実績データ・入荷実績データに対応。「BOSS」で確定した受注データCSVを「ロジモプロ」へそのままアップロードすることで、受注確定から出荷作業までの業務プロセスを圧縮させることができる。

「ロジモプロ」への商品マスタや受注データ等各種データの登録においては、これまでは手入力や専用フォーマットに合わせてデータを作成する必要があったが、今回リリースされたデータ連携により「BOSS」を利用しているEC事業者は、「BOSS」からダウンロードしたCSVデータをそのまま無加工で「ロジモプロ」へアップロードすることが可能となる。

さらに「BOSS」から「ロジモプロ」へのデータアップロード、「ロジモプロ」から「BOSS」への出荷実績データおよび入荷実績データのアップロードは、RPA(Robotic Process Automation)による自動化にも対応している。

これらのサービスにより、EC事業者は受注確定から出荷完了までのプロセスを自動化する事ができ、人的リソース不足による時間の問題を解消し、空いた時間の商品開発や販促活動などのコア業務への有効活用が可能になる。

ネットショップの運営において、自社倉庫からの出荷作業や委託先倉庫への出荷依頼、受注データの処理や出荷完了メールの送信などのいわゆる「バックヤード業務」の負担は悩みの種といえる。多店舗展開の実施や売上の増加に比例してその負担は更に増加するため、バックヤード業務の効率化・最適化は、多くのEC事業者様にとって解決すべき課題となっているとし、今回の取り組みによりその解決を支援する。




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