2023.05.08

メルカード、4カ月で65万枚超を発行 利用者の9割以上が半年以内に「メルカリ」利用

メルペイはこのほど、2022年11月に提供を開始した、アプリで利用と管理が完結するクレジットカード「メルカード」のカード発行枚数が65万枚を突破したと発表した。「メルカード」保有者の9割以上が、過去半年以内に「メルカリ」を利用していることなどを公開した。

メルペイの提供する「メルカード」は、申込みから利用時の即時通知、履歴確認、柔軟な清算管理までを「メルカリ」アプリで完結でき、独自のポイント還元率や利用限度額が「メルカリ」「メルペイ」の利用実績などを元に変化する、アプリで利用可能なクレジットカード。さらに翌月1日~末日までの好きなタイミングで支いができるという特長も備える。

「メルカリ」で本人確認を完了している利用者なら、「メルカリ」アプリから最短1分で申込みが完了し、国内外約4100万カ所のJCB加盟店で利用できる。

ポイントの還元率は、「メルカリ」の利用実績等によって変化するため、購入や支払いだけが対象ではなく、売っても、買っても、店舗で支払っても変化する。「メルカリ」ユーザーの多くが体験している売る・買う・支払うの3つのアクションを還元率上昇のきっかけとすることで、普段通り「メルカリ」を使うだけで還元率のことを特別に意識することなくお得になる。



買い物をすること、つまり消費のみで還元率が変化するのではなく、使わなくなったモノを売る、モノを他の誰かに譲り渡すことでも還元率が変化するサステナブルな行動がおトクに繋がる仕組みを構築している。

2022年11月8日より提供を開始し、すべての人が申込可能となった2022年12月1日から4カ月で、カード発行枚数65万枚を突破した。

「メルカード」の発行枚数伸長の背景については、お得さに加え、申し込み手続きの簡単さ、利用の翌月1~末日までの好きなタイミングでの支払いや「メルカリ」の売上金の利用等の管理のしやすさ(支払いタイミングの柔軟さ等)が選択理由になっているとの考えを示した。



メルカリが行った外部調査によると、認知度の高い他社カードは還元率の高さや、お得で使えるというイメージが高いことが分かったという。一方で、2023年2月に「メルカリ」アプリ内で行った調査で「メルカード」のブランドイメージについてたずねたところ、「年会費が無料である」に次いで、「申し込みや手続きが簡単」「アプリやサイトが使いやすい」などが多く挙がり、普段の「メルカリ」利用の延長線上で、気軽に申し込みから利用までが完結することにメリットを感じている人が多くいることがわかった。



さらに「メルカード」ユーザーに、「メルカード」を利用する理由をたずねたところ、「メルカリアプリで利用明細を確認できる」(51.7%)や「メルカリの売上金を使って支払える」(47.8%)といった「管理のしやすさ」に関する項目が多く挙がった。

実際に、「メルカード」利用者の約3割が「メルカリ」での売上金をクレジットカードの支払いに充てている。また、「メルカード」利用者の9割以上が直近半年内で「メルカリ」で「売る・買う・支払う」のいずれかを行っており、普段「メルカリ」を利用している多くのユーザーに支持されていることがわかった。

今後は、「メルカリ」を活用した使わなくなったモノの売買に加えて、「メルカード」活用によるポイント還元を受けることで、これまで以上におトクな売買体験を提供するとしている。

メルペイは、「信用を創造して、なめらかな社会を創る」をミッションに掲げ、多様な「信用」によってすべての人が金融サービスにアクセスできる“循環型金融”を推進している。「メルカード」の提供により、これまで以上に多くの人にメルカリ独自の与信を活用してもらい、より多くの利用者が多くの機会で好きなこと・やりたいことを叶えられる社会を実現していく考えを示した。




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