2020.05.21

ギャプライズ、BIツールのダッシュボードのデザインを最適化 テレビ電話で無料相談も対応

ダッシュボードの改善例

ギャプライズはこのほど、BI(ビジネス・インテリジェンスの略。データ分析に基づく、経営戦略の意思決定支援)ツール用いて、ダッシュボード(複数の情報をひとまとめにして可視化するツール)の、UI(ユーザー・インターフェース)デザインや構築の支援、コンサルティングを行うサービスの全国展開を開始した。テレビ電話などを通して、オンラインで、サービスについての無料相談を受け付けている。
 
「BIツール」のデータなどの情報を一目で把握できる「ダッシュボード」は、マーケティングを効率化する上で欠かせない存在だ。しかし、「多くの企業では十分に活用できていない」と同社の広報ブランド戦略室の鈴木隆司室長は語る。
 
実際、同社ではBIツールを導入したものの実運用できていない企業からの相談をたびたび受けており、同ツールを最大限活用するためのオプションとして、ダッシュボードのデザインや構築の支援を19年春ごろから行っていた。
 
今回、ダッシュボード単体のサービスをリリースしたところ、問い合わせが相次いでいるという。
 
同サービスでは、導入企業ごとの課題に応じて、ダッシュボードをデザイン・構築する。ダッシュボードは、各企業のビジネスの現場で実際に活用されるデータのみを使用してレイアウトするという。
 
例えば、EC企業では広告運用にも、同社が構築したダッシュボードが活用されている。同社のダッシュボードを導入することによって、商品ごとの購入層やアクセス経路などのデータを、一目で把握できるようになるという。年齢や性別などの購入層に応じた、適切な内容や場面での広告投資が可能になるような、ダッシュボードの構築方法を提案できるとしている。
 
企業の要望に応じてカスタマイズされるため、導入費用は都度変動するとしている。
 
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ECに比重を置きマーケティング施策を見直す企業が増えており、同サービス導入を検討する会社も増加しているという。

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