2023.04.19

「ZOZOTOWN」、年齢確認に「LIQUID eKYC」を活用 年齢に応じたマーケ施策と不正利用対策を強化

ZOZOはこのほど、ファッションEC「ZOZOTOWN」において、AI審査で本人確認業務を自動化し、オンラインで本人確認が完結するLiquid社のサービス「LIQUID eKYC」を導入した。正確な年齢確認により、顧客年齢に応じたマーケティング施策の実現、不正利用への対策強化を目指す。

ZOZOの運営する「ZOZOTOWN」は、1500以上のショップ、8500以上のブランドを取り扱うファッションEC。コスメ専門モール「ZOZOCOSME」や靴の専門モール「ZOZOSHOES」、ラグジュアリー&デザイナーズゾーン「ZOZOVILLA」を展開している。

このほど、「ZOZOTOWN」における年齢確認に、オンラインで本人確認が完結するLiquid社の「LIQUID eKYC」を導入した。

「LIQUID eKYC」は、AI審査で本人確認業務を自動化するサービス。累計本人確認件数は2000万件を突破し、撮影画像の品質をチェックする画像処理技術や本人確認書類の文字を読み取るOCR技術などの精度の高さが特徴だ。

エンドユーザーが撮影した画像の品質をリアルタイムで判定し、画像に不備がある場合に不備理由をその場で通知することで、スムーズな撮影を実現。これにより年齢確認において、エンドユーザーが撮影した本人確認書類と申請された生年月日の自動照合が可能となっている。

「ZOZOTOWN」では、「LIQUID eKYC」の高精度かつ適切な運用コストで年齢確認ができる点を評価し、導入に至ったとしている。正確な年齢確認の実施により、顧客年齢に応じた適切なマーケティング施策の実現を目指す。また、エンドユーザーの離脱を防ぎながら、自己申告では生じるリスクがある不正利用への対策の強化を図った。




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