2020.05.19

ユーグレナ、社内カンパニー制を採用 子会社のヘルスケア事業を統合

ヘルスケアカンパニー長に就任した永田暁彦副社長

ミドリムシを素材としたサプリや化粧品の通販事業を展開するユーグレナは5月1日付で、社内カンパニー制度を採用する組織変更を行った。ヘルスケア関連の部署や子会社の事業を統合し、ヘルスケア事業の一体的な運用が行えるようにすることにより、収益力の向上を図るとしている。

ユーグレナでは、「カンパニーの立ち上げにより、事業ごとの、投資の収益性や、責任の所在を明確化にできる」(永田暁彦副社長)としている。「カンパニー長が意思決定できるようにすることにより、経営のスピードアップと、体力のある、筋肉質な事業運営を目指す」(同)と話している。これまでユーグレナでは、事業への投資の意思決定は、取締役会の承認を経て行っていた。カンパニー制を導入することで、意思決定のスピードアップを図れるとしている。

サプリなどの通販事業を展開する「ヘルスケアカンパニー」の責任者の「ヘルスケアカンパニー長兼経営戦略部長」には、永田暁彦取締役副社長が就任した。福本拓元執行役員営業担当営業部長は、「執行役員 ヘルスケアカンパニー営業担当」となった。

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