世田谷自然食品、楽天と安心・安全・適正な流通環境の構築へ向けた取り組みを開始

世田谷自然食品は3月28日、楽天グループと「安心・安全・適正な流通環境の構築へ向けた包括連携協定」を締結した。転売を抑止し、管理状態の不透明な転売品の危険性からユーザーを守ることを目指す。

サプリメント、食品、化粧品を扱う世田谷自然食品は、品質の良いものを適切な状態で購入者に届けることにこだわり、すべての商品を通信販売でのみ販売してきた。

自社の扱う商品は、安全性が損なわれればいずれも重大な健康被害が予想されるものであるとし、せっかく自社の商品を購入したいと思ってくれた顧客に、1度第3者の手に渡った管理状態の不透明な物が届くことを防ぐための取り組みとして、このたび楽天グループと、「安心・安全・適正な流通環境の構築へ向けた包括連携協定」を締結した。

本協定をもとに、世田谷自然食品と楽天グループは互いに協力し、特に「楽天市場」内での商品の不適切な転売行為に対して早急かつ厳正に対処していくとしている。

食料問題や食の安全性への関心が高まる昨今において、商品の品質向上はもちろんのこと、適切に商品を届けられる管理体制の強化や安全な購買環境の構築にもより一層注力していく方針を明らかにした。