2023.03.29

カリスマTikTokerに頼らないTikTokライブコマースのサービス ジェネラルトレーディングが提供開始

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企業の中国進出を支援するジェネラルトレーディングはこのほど、中国発のSNS「TikTok」を活用したライブコマースサービスをスタートした。カリスマTikTokerに頼らず、企画や分析により着実に成果をあげるとし、企業におけるライブコマースの課題解決を目指す。

「ローリスク・ローコスト・ロングリターン」をポリシーに掲げるジェネラルトレーディングは、1996年の創業以来、多くの企業にさまざまな形での中国進出の機会を提供。2022年には、越境ECプラットフォーム「日本優選良品」の提供を開始した。

このほど、上海映悦会展策划有限公司と提携し、中国発のSNSで若者に人気の「TikTok」を活用したライブコマースサービスをスタートした。カリスマTikTokerに頼らず、・長期的・継続的な放映を行うという特徴を持ち、価格も1カ月2時間×8回、計16時間放映(5sku)で、35万円(税別/1sku)~と取り組みやすい価格設定としている。

上海映悦会展策划有限公司との提携によりTikTok社とのパイプを得て、どのような状況にも迅速な対応が可能となり、心に響く訴求力のある企画、商材に最も適した人選、1番売れる“適材適所”の分析により、着実に成果を上げている。

日本ではまだ定着したとは言えないライブコマースだが、中国では通販の主流となっており、日本においても、カリスマKOLが1回の放映で何千万~何億円も売り上げることが話題となった。

ただし、こうした人気KOLが扱うのはほとんどがコスメ分野の商品で、依頼する際の料金も数百万から数千万と高額かつ、販売金額の半分がコミッションとなるのも珍しいことではない。こうした状況から、人気KOLの活用はごく一部の大手企業しか参入できない施策となっている。

一方で、あまたいる一般TikTokerは、1配信当たり分程度で50万円以上の料金が相場だが、は影響力が弱く、ほぼ売れないのが現状だ。ジェネラルトレーディングは、ライブコマースにおけるこれらの課題を解決すべく、ライブコマースサービスの提供に至ったとし、“本当に売れるライブコマース”を多くの企業に提案する。




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