2023.03.12

バランスド、安全性高い合成CBDを拡販 「睡眠のサポート」をテーマに日本市場を開拓

化粧品ブランド「WALALA(ワララ)」

2019年設立のバランスドでは、合成CBDを原料にした、化粧品や健康食品を、ECを中心に販売している。天然のCBDに比べて価格は高いものの、高い安全性から年々需要は拡大しているという。

合成CBDは天然のものと比べると価格が高い。3倍以上するものもあるという。「合成CBDの一番の特徴は、安全性の高さだ。日本に輸入されているCBDの中には、安全と言い切れないものもある。合成は100%安全を担保できることもあり、大手企業も参入を考えていると聞いている」(柴田マイケル空也CEO)と話す。

同社はCBD市場に参入するにあたり、まず化粧品ブランド「WALALA(ワララ)」を立ち上げたという。「初めは口に入れるサプリなどよりも、化粧品のほうが、障壁が低いと考えた。ECの他に、高級ホテルへの卸も行った」(同)と話す。

2022年9月には、よりマス向けのブランドとして、「Pillow(ピロー)」を立ち上げた。同ブランドでは、「睡眠のサポート」をテーマにした商品を開発していくとしている。


▲「睡眠のサポート」をテーマにした商品を開発

第1弾では、CBD配合のグミを、アマゾン、楽天市場で発売した。「サプリやオイルの商品もあるが、より摂取しやすく、受け入れられやすいと考えた」(同)と話す。「眠れない」「夜中に目覚める」「目覚めが悪い」といった、睡眠の悩みに着目し、CBDやGABA、L‐テアニンを配合したグミとなっている。

「合成のCBDといっても、天然のCBDと成分もほぼ同じ。法規制も、CBDと同様だ。だが安全性は間違いなく高い」(同)と話す。「日本のCBD市場はまだそれほど大きくはない。だが化粧品や健康食品の市場は非常に大きい。今後法改正の内容によっては、日本のCBD市場は急拡大していくと思う」(同)と話している。





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