2023.03.07

エンタメ特化型EC構築サービス「Groobee」、会場受け取り機能を追加 イベントグッズを並ばず買える

エンターテインメント産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進し、ファンコミュニティの活性化を支援するBEENOS Entertainmentは3月2日、エンタメ特化型ECサイト構築サービス「Groobee(グルービー)」において、イベントグッズを並ばずに注文できる決済サービス機能を追加した。ライブイベントなどの物販の運営のスムーズな運営を支援する。

BEENOS Entertainmentの運営する「Groobee」は、アーティストやアニメ、キャラクターのコンテンツに特化した、エンターテインメントに最適な機能が詰まったサイト構築サービス。初期費用0円からスタートでき、1つのブランド商材を取り扱う単独型のECサイト構築に加え、アーティストやコンテンツが複数存在する場合はモール型でのECサイト展開や海外販売、SaaSとしての提供も行っている。2021年1月のサービス提供開始以降、50以上のECサイト構築を通して様々なアイドル、アーティスト、タレントやコンテンツとファンをつなげてきた。


▲セガの「シンパシー2023」公式グッズストアにも導入

このほど、イベントグッズを並ばず買える会場受け取り機能を追加した。これにより消費者は、ライブやイベント用のグッズを「Groobee」上で事前に注文・受け取り時間の選択・決済することができ、混雑した物販会場でも長時間行列に並ぶことなく、欲しい商品を会場で受け取ることが可能になる。

アーティストやエンタメ事業者にとっても、イベント物販のモバイルオーダーサービスをECから一気通貫で活用できるようになるため、物販の行列緩和DXに容易に取り組めるようになる。また今回、ECサイト内に機能追加したことで、課題であった在庫の連動管理を可能にした。これにより販売機会のロスを避けることができ、ライブイベントなどの物販の運営がさらにスムーズに実施できる。売上管理や分析もできるため、業務効率化や人手不足の緩和も図ることが可能だ。なお、ECサイトを使用せず、イベント等での会場受け取りサービスを利用することもできる。

BEENOS Entertainmentでは、2019年11月よりライブグッズ購入に伴う行列緩和を実現するモバイルオーダー・決済サービス「narabee(ナラビー)」を提供してきた。ファンの負担軽減を実現する「narabee」は、多くのユーザーやイベント事業者から好評を得ていたが、在庫管理の簡略化などの要望も寄せられていたという。こうしたニーズを受けこのほど、さらなる機能の拡充のため、会場受け取り機能として「Groobee」への追加に至ったとしている。これによりエンターテインメントに特化した柔軟なサービスを提供する。

「Groobee」は、ECサイトとしての機能のほかに、限定アイテムやコレクティブルなグッズ販売に最適なオンラインガチャサービスや、ECオーナーやサイトを利用するファンが数百種類からベースとなるアイテムを選択し、ECオーナーが用意したスタンプを自在に動かし配置することで好きなデザインのグッズ製造できるオンデマンドグッズ製造サービスの提供など、エンターテインメントに特化したサービス拡充を推進してきた。

BEENOS Entertainmentは今後も、これまで多くの人をエンパワメントしてきたエンターテインメント産業をテクノロジーで支援し、コンテンツやアーティスト、イベント会場、イベント主催者などのすべての関係者と一体になり、日本のエンターテインメント産業の市場と収益の拡大を支援する事業を推進する。“個々の魅力にあったコンテンツを発信、アーティストもファンも楽しめるエンタメDX”を促進させ、ファンコミュニティの活性化を支援するとしている。




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