2020.05.15

ファンケル、ECでマスクを販売 初日で約5万件を受注

不織布マスク 大人用パッケージ

ファンケルは5月12日、自社ECサイト「ファンケル オンライン」で不織布マスクを発売した。初日の購入件数は約1万件、購入のための事前登録は約4万件に上った。

ECサイトでは、会員向けに2種類のマスクを発売、一般向けに購入の事前登録を受け付けを開始した。

購入者は40代以上が中心で、9割を女性が占めた。新型コロナウイルス禍を踏まえて政府が定めた、東京、神奈川、大阪、愛知、北海道など13の特定警戒都道府県に居住する人の購入が多かった。外出自粛や感染への不安から、買い物に行けない人からの申し込みと感謝の声が寄せられているという。

会員向けに発売したのは、「不織布マスク 大人用(サイズ:175×95㍉㍍、50枚入り)」(税込3590円)と、「不織布マスク 女性・子供用(サイズ145×95㍉㍍、50枚入り」(同3590円)。

一般向けに購入の事前登録を受け付けているのは「不織布マスク 大人用中国語パッケージ(サイズ:175×95㍉㍍、50枚入り:個包装)」(同3190円、<税込>)。いずれも6月末まで送料無料で販売する。購入の事前登録は、会員も行うことができる。

販売に当たっては、ECサイトへのアクセス制限や事前登録による購入受け付けなどの対策を講じた。事前登録の開始直後には、相当数のアクセスがあったが、顧客によるスムーズな購入、事前登録ができたという。

購入が一番多かった年代は50代で、次いで40代、60代だった。大人用と女性・子供用の購入比率はおよそ6:4だった。

注文は13の特定警戒都道府県に住む人のほか、47都道府県全ての顧客からされたという。ファンケルは販売と登録状況を見ながら、より顧客が購入しやすい販売方法を検討していくとしている。新しい販売方法については、「ファンケル オンライン」やメールマガジンで告知する方針。


「ファンケル オンライン」

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