エフエム東京は1月18日、「TOKYO FM公式ショッピングサイト」において外部からの不正アクセスが発生し、顧客の個人情報が流出した可能性があると発表した。謝罪の意を表明するとともに、流出した情報を利用し、クレジットカード情報を引き出すための偽のメールが送信された可能性があるとして注意を呼びかけた。今後は詳細な事実関係の確認、再発防止に努めるとしている。
エフエム東京は、「TOKYO FM公式ショッピングサイト」が利用するECサイトのプラットフォームに対し、1月11日に外部からの不正アクセスが発生したと発表した。これにより、「TOKYO FM公式ショッピングサイト」の顧客の個人情報が流出した可能性があることが確認された。
流出した情報を利用し、「TOKYO FM公式ショッピングサイト」を騙った第三者による偽メールが送信された可能性があるとして注意を促した。
送信された可能性のある偽メールは、「TOKYO FM公式ショッピングサイト」における注文が与信エラーにより正常に決済できないという理由で再度の支払いを求める内容で、クレジットカード情報の入力を求めてくるという。エフエム東京は、上記のような内容のメールに従いクレジットカード情報を入力してしまった場合、クレジットカード情報が第三者に流出してしまった可能性があるとし、注意を呼びかけた。
再決済を要求するメールは第三者による不審なメールであるとし、再決済の手続きをしないよう注意喚起するとともに、万が一、クレジットカード情報を入力してしまった、または身に覚えのない請求項目の記載があった場合は、クレジットカード会社、およびエフエム東京に連絡するようお願いしている。
なお、エフエム東京は顧客のクレジットカード情報を一切保持しておらず、同社からのクレジットカード情報の流出はない。
エフエム東京は、謝罪の意を表明するとともに、詳細な事実関係を確認中であるとし、速やかな原因究明、今後の防止策などを検討していくとしている。
