2020.05.13

【決算速報】楽天、コロナの影響で4月のショッピング流通総額は約1.5倍増

ショッピングEC流通総額は前年同期比57.5%増に

コロナでショッピング流通総額は57.5%増


楽天は5月13日、2020年1−3月期(第1四半期)の業績を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大により、衛生用品や日用品、食品などが大きく成長していることも紹介。4月における「楽天市場」や楽天の直販EC事業を合わせたショッピングEコマース領域の流通総額は、前年同月比57.5%増になったという。

国内EC流通総額は9.8%増の9271億円


「楽天市場」や「楽天トラベル」など楽天グループの国内EC流通総額は、前年同期比9.8%増の9271億円になった。「楽天市場」や「楽天24」「楽天ブックス」といった直販EC事業、電子書籍の「Kobo」は大幅に伸びているが、「楽天トラベル」「楽天チケット」「GORA(ゴルフ)」などはマイナスの影響を受けている。



「送料込み」参加店舗の方が高い成長率


3月18日から開始した「共有の送料込みライン」は、4月末時点で全体の店舗の約80%がプログラムに参加しているという。プログラム参加店舗の4月の売上高は、非参加店舗の成長率と比べ、28.7ポイント高い結果が出ている。

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