2023.01.26

グリラス、食用コオロギのスマート飼育確立目指す

食用コオロギの生産・販売などを行うグリラスは1月19日、NTT東日本と共同で、ICT・IoTを活用した、食用コオロギのスマート飼育の確立を目指す実証実験を開始すると発表した。東京の「NTTe‐CityLabo」内に食用コオロギの飼育施設を設置し、データ収集やAI分析を行うという。
 
グリラスではこれまで、社会課題の解決として、食品ロスを活用した食用コオロギの飼育を行ってきた。同社の飼育ノウハウと、NTT東日本が提供するICT・IoTソリューションを合わせ、コオロギの飼育環境を最適化。生産量の増加や、人件費の削減を目指すとしている。
 
飼育施設ではNTT東日本のICT・IoT技術を活用し、①データ収集 ②AI分析 ③飼育における省人化および効率化――を進めていくという。
 
食用コオロギの飼育施設は、東京都調布市にある「NTTe‐CityLabo」内に設置する。同施設の本格稼働後は、一般見学の受け入れも予定している。食用コオロギに関する展示だけでなく、実際の飼育風景も見学できるという。



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