2023.01.24

関通、ペットヘルスケアのペットゴーと物流業務委託を締結 BCP対応、西日本エリアへの配送など支援

物流支援の関通は1月20日、ペットヘルスケア事業を展開するペットゴーと物流業務委託を締結した。BCP(事業継続計画)への対応、西日本エリアへの配送の短縮などを支援する。これに伴い、関通の「アグリベース」内に開設した「ペットゴー尼崎物流センター」の開所式を行った。

関通は、関西・関東に21拠点を持ち、toC・toB問わず顧客の受注から庫内物流までのアウトソーシングの他に、物流システムの販売なども行う物流会社。このほどペットヘルスケア企業ペットゴーと、物流業務委託を締結した。


▲ペットゴー 黒澤弘社長(左)と関通 達城久裕社長(右)

ペットゴーは、ペットヘルスケア×デジタルを事業ドメインとし、ペットヘルスケアのインターネット通販サイト「ペットゴー」を運営。国内外の大手ペットヘルスケアブランドを取り扱うほか、D2Cブランド「ベッツワン(VETSOne)」において、動物用医薬品や食事療法食、サプリメント等を提供している。

今回の取り組みにより関通は、ペットゴーのBCPへの対応に加え、西日本エリアの顧客への配送リードタイムの短縮、D2Cブランド「ベッツワン」の在庫保有能力の拡充を支援する。

これに伴い、関通が2022年12月に新たに開設した約4300坪の物流センター「アグリベース」に、「ペットゴー尼崎物流センター」を開設し、開所式を行った。「アグリベース」が位置する兵庫県尼崎市向島・末広地区は、関西で特に発展していく物流地区となり、阪神高速5号湾岸線、阪神高速3号神戸線など港や高速道路が近いことから交通の利便性が高いエリアとなっている。


▲関通アグリベース(ペットゴー尼崎物流センター)の外観

近年、物流業界では、2024年4月以降の働き方改革により、ドライバーの年間時間外労働の上限が960時間に制限されることで発生する問題、「2024年問題」が話題になっている。関通では、関西と関東に21拠点、総敷地面積8万坪(2024年7月時点)の物流センターがあり、拠点エリア分散の提案も可能。時間外労働の上限規制や納品までのリードタイムが求められる中で、拠点を分散し、近い倉庫から商品を送ることで、配送リードタイムの短縮や運賃コストの削減を実現するとしている。





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