2023.01.25

JosephJoseph、見せ方にこだわり商品訴求 日常の問題を楽しく解決する商品作りを意識

人気商品のまな板

日用品の製造販売を行うJosephJoseph(ジョセフジョセフ)が運営するECサイトは、商品ページでの使用イメージの見せ方にこだわる。製品がある生活シーンを訴求し、商品の良さを表現することが狙いだ。

同社は英国の日用品メーカーの日本法人で、機能性とデザイン性を追求した商品に特徴がある。「日常の問題をどう解決していくか。イライラを解消するだけでなく、料理や掃除が楽しくなるような商品づくりを心掛けている」(アダム・ホール社長)と話す。

ユーザー視点で開発するという商品は、「ありそうでなかった」とユーザーからの評価も高い。

商品の設計においては、欧州の文化的な背景が盛り込まれている。例えば、人気商品であるまな板は「台所が狭い欧州での使いやすさを意識して開発された商品。現地ではもちろん、日本で一人暮らしをするユーザーなどからも評価を得ている」(同)。

ECサイトで最もこだわっているのは、商品ページにおける商品の見せ方だ。商品の良さをアピールするため視覚的な情報を効果的に用いている。使用方法がイメージしやすいように、画像だけでなく動画も活用する。顧客のライフスタイルの中で、製品をどのように使用するのかイメージしやすくしている。

出店するECモールではマーケティング戦略にも取り組んでいる。「PRやメルマガを通じて、ファンを作ることを意識している。購入して使用してもらうだけでなく、ブランドを知ってもらうきっかけを作っている」(同)と狙いを話す。

今後は日本における自社ECサイトも整備し、販売戦略を強化していく方針だ。「商品をよりグローバルに消費してもらいたい。英国本国で運用しているように、ECを本格化させたい」(同)と意気込む。





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