産直通販サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデンは1月18日、SDGsに取り組む生産者を支援する新プロジェクト「食べチョク一次産業SDGsプロジェクト」を開始したと発表した。プロジェクトに賛同した企業と協業し、生産者の長期的な支援につなげる。第1弾はSBI FXトレードと組む。
1月18日に都内で開催した記者発表会で秋元里奈社長が明らかにした。SBI FXトレードの新規顧客や既存顧客のキャンペーンや、お中元やお歳暮など顧客向けのギフトにSDGs関連食材を活用してもらう。
▲ビビッドガーデンの秋元里奈社長(右)が取り組みを発表また、SBI FXトレード社員のSDGsに対する理解を促すためにオンラインセミナーを実施する。「公益財団法人SBI子ども希望財団」を通じて食材の寄付やオンライン料理教室を行うほか、被災生産者の食材を積極的に購入するなど、最適なサポートを両社で検討する。
ビビッドガーデンはこれまで、ECサイト内で「SDGs特集」を実施。「循環型農業」や「未利用魚」など7つの切り口でSDGsに積極的な生産者の商品計380点を紹介してきた。また、コロナ禍や豪雨、台風などで影響を受けた生産者向けに1口500円の応援チケットを販売したり、共同出店機能、地方自治体と連携を強化したりしてきた。
▲SDGsに積極的な生産者の商品を支援ビビッドガーデンの秋元社長は、「当社でもこれまで支援をしてきたが、複数の企業で取り組むことで、より支援につなげると考え、今回のSDGsプロジェクトを始めた。長期的な生産者の支援につなげていきたい」と話した。
SBI FXトレードの藤田行生社長は「当社の顧客から潜在的な関心の高さを感じていた。外国為替取引を通じて、継続的に自然とSDGs活動に参加して実感してもらいたい」と述べた。