YouTubeやTikTokなどのクリエーターを支援する事業や、コンテンツ制作事業を展開する、BitStar(ビットスター)は、化粧品ブランド「amproom(アンプルーム)」を展開している。同ブランドは、美容成分を配合した入浴料を中心に展開している。「美容液にそのまま浸かる」というキャッチコピーが、SNSを中心に人気を集めているそうだ。
同ブランドは、2021年11月に立ち上げた。同ブランドのECは、自社サイトやアマゾンで展開しているという。アマゾンでの売れ行きが大変好調だとしている。今後は楽天市場での展開も行うそうだ。
現在は、全国の実店舗約6000店でも販売されているという。実店舗・EC間の相互送客にもつながっているようだ。
ブランド名の「amproom」は、「ampule(美容液)」と「room(空間)」という言葉をかけ合わせたものだという。
「毎日のバスタイムを美容液の空間に変え、全身つつまれるという思いを込めた化粧品ブランド。入浴料をはじめ、美容に特化したさまざまなバスアイテムを販売している」(執行役員・安原祐貴氏)と話す。
▲ビタミンC入浴料同ブランドの人気の商品は、「毎日のおフロを美容液に」をコンセプトに掲げて開発された「コラーゲン入浴料」と「セラミド入浴料」だという。
「美容成分として人気が高いものを選んで、製品開発を行っている。テクスチャーにしても、美容液につかるというコンセプト通り、美容液のような『とろみ』や、香り、色味のバランスを意識して開発した」(安原氏)と言う。
「これまで、美容成分にフォーカスした入浴料がマーケットにはなかった。新たな市場を開拓した結果、実店舗での取り扱いを増やすことができた」(同)と話す。
2022年6月に発売した、「ビタミンC入浴料」も好評だという。「美肌成分の代表格である、ビタミンC誘導体を配合している。ビタミンC誘導体が、角質層のすみずみまで届き、紫外線で疲れた肌の、水分と油分のバランスを整え、輝く肌へと導く。紫外線の強まる夏場に、特によく購入された」(同)と話す。
こうした同ブランドの商品は、SNSでも人気が高まった結果、購入が増加したという。美容に感度の高いツイッターアカウントによるオーガニック投稿で広がっていったとしている。