2022.12.12

「食べチョク」のビビッドガーデン、秋元代表が「第22回 Japan Venture Awards」で中小企業庁長官賞を受賞

日本最大の産直通販サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデンは12月9日、代表取締役社長の秋元里奈氏が、中小企業基盤整備機構が主催する「第22回 Japan Venture Awards」において、中小企業庁長官賞を受賞したと発表した。一次産業における事業を行う上で様々な課題を乗り越え、粘り強く継続してきたことで、生産者と消費者双方にとって良い関係性を築くことができる場の提供を実現した点などが評価されての受賞となった。

ビビッドガーデンは、こだわり生産者から直接食材や花きを購入できる産直通販サイト「食べチョク」を運営。日本の産直通販サイトの中で、認知度や利用率などの9つのNo.1を獲得している「食べチョク」は、野菜・果物をはじめ、米・肉・魚・飲料といった食材全般と花き類を取り扱い、好みに合う生産者を選んでくれる野菜定期便「食べチョクコンシェルジュ」や、旬の果物が届く定期便「食べチョクフルーツセレクト」があり、定期的なお取り寄せもできるという特徴を備える。2022年12月時点でユーザー数は75万人、登録生産者数は8000軒を突破し、5万点を超えるこだわりの逸品が出品されている。個人だけでなく、企業間のギフトや福利厚生に取り入れたい企業に向けた法人サービス「食べチョク for Business」も展開する。

代表取締役社長の秋元里奈氏はこのほど、「第22回 Japan Venture Awards」において、事業内容、活動実績、経営者の資質などを総合的に評価して、特に優秀な経営者に中小企業庁長官の角野氏から贈られる「中小企業庁長官賞」を受賞した。

「Japan Venture Awards」中小企業基盤整備機構が、革新的かつ潜在成長力の高い事業や社会的課題の解決に資する事業を行う、志の高いベンチャー企業の経営者を称える表彰制度で、次なる日本のリーダーとして果敢に挑戦する起業家をロールモデルとして広く紹介することで、創業機運を高め、日本における創業の促進を図ることを目的としている。

ビビッドガーデンの受賞理由には、一次産業における事業を行う上で様々な課題を乗り越え、粘り強く継続してきたことで、生産者と消費者双方にとって良い関係性を築くことができる場の提供を実現。産直EC業界で1位の規模まで成長し、全国の生産者の売上に貢献している点と、実家が農家だったという背景を持ちながら、DeNAでの経験などを経て起業家となり、個々の生産者を幸せにするために社会にとって良い環境づくりを行っていくというビジョンを持ったビジネスを行っている点を挙げた。




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