洋ランの研究や関連商品の開発・販売を行う河野メリクロンは12月5日、男性向け薬用育毛剤ブランド「Upride(ユープライド)」を発売した。日本代表の経験もある現役のプロサッカー選手を起用したPRを展開。主力の薬用育毛剤「蘭夢」の顧客層よりも若い世代の取り込みを狙う。初年度の目標売上高は5億円。
「Upride」は洋ラン(シンビジウム)から抽出した有効成分を配合した薬用育毛剤。発毛促進や育毛、脱毛の予防などの効能・効果が認められている。顧客ターゲットは30代~50代の男性。主力の「蘭夢」のターゲットが60代~80代の男女であり、より若い層の取り込みを狙う。
▲男性向け薬用育毛剤「Upride」「お客さまの『挑戦を後押しする』が商品コンセプト。私も40代だが、職場でも責任ある立場に立ったり、家族を支えたりするこの世代の男性が輝くと日本も元気になる。同世代で輝き続けている現役のプロサッカー選手をイメージキャラクターに起用し、そのメッセージを皆さんに届けたい」(河野圭佑社長)と話す。
▲河野圭佑社長現役のプロサッカー選手であり、日本代表の経験もある稲本潤一選手と遠藤保仁選手をイメージキャラクターに起用した。サッカーの世界大会「FIFAワールドカップカタール2022」が開催しているタイミングに、かつてワールドカップで活躍した経験があり、今なお現役選手である2人をPRに活用することで、ブランドメッセージを広く伝えたい考えだ。
▲イメージキャラクターに起用した遠藤保仁選手(左)と稲本潤一選手(右)「Upride」の容器は薄型にし、メール便で配送できるようにしている。配送コストなども考慮したプロダクト設計にこだわっている。
今後、遠藤保仁選手と稲本潤一選手のイメージを活用したオンライン広告などを中心に集客促進を図っていく。