2022.12.02

オイシエ、生産者に密着した産直サービス「Oisie」を提供開始

オイシエは11月21日、生産者に密着し、その人が生み出す品質の高い産品と、安心・安全でおいしいものを求める消費者とのマッチングを図る新産直サービス「Oisie(オイシエ)」の提供を開始した。農業の現場とともに歩んできた経験を活かし、生産者の魅力と価値を届けることで食の新たな未来を作り上げることを目指す。

オイシエは、新たな産直サービス「Oisie」の提供を開始した。生産物はもちろん、「人」こそが重要な資源であるとの思いを胸に徹底的に生産者に密着。その人が生み出す品質の高い産品と、安心・安全でおいしいものを求める消費者とをマッチングする。

産直サイトやECサイトが増える中、単なる出品プラットフォームになっているサイトが散見されるとし、「Oisie」では思いを持って活動に取り組む全生産者のもとへ足を運び、その品質の確認を行っている。

おいしくて新鮮なものがただ選ばれるのではなく、作っている「人」を知ってもらうことでよりおいしくお届けできるはずとの思いから、各生産者のもとへ足を運び動画を制作。生産者1人1人の「モノ」に懸ける思いを伝えるため、消費者に紹介している。

中間流通を減らし、生産者と消費者を直接つなぐ懸け橋となることで、生産者の利益を確保するとともに、消費者にも適切な価格で商品を提供する。また、その価値あるおいしさを自信をもって届けるため、出品価格は生産者が自身で決めるという特徴も備える。

皿やスプーン、フォークといった食卓を彩るカトラリーで構成されているサービスのロゴは、「美味しいものを食べたとき、人は優しくなれる」という思いをピンクの色に込めて表現した。

オイシエグループはこれまで、農業の進歩を支える栽培コンサルタントとして、肥料事業を軸においしさと向き合う多くの生産者さまと向き合ってきた。その経験から、「美味しさ」や「品質」を支える根本は、土地や水などの良さはもちろんのこと、何より「人」の真剣な思いの積み重ねであり、それが伝わるものだとの考えに至った。

これからの一次産品は工芸品のように「何を買うか」ではなく、それを作り上げた「人」であり、その「人の思い」こそが購入される動機となると信じているとし、「Oisie」により生産者の魅力と価値をまっすぐ食卓に届けることで、食の豊かで新たな未来を作り上げることに挑戦いく考えを示した。

オイシエは、今後も生産者の利益を考え、その産品がブランド化していくため、「人」を訴求し、より安心・安全で美味しい食卓で満ち溢れた社会を実現するために活動するとしている。




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