2022.11.30

デイトナ・インターナショナル、ECサイトを「Daytona Park」に刷新 画像検索AI機能など搭載、モール化を推進

デイトナ・インターナショナルは11月29日、オンラインストア「FREAK’S STORE ONLINE SHOP」をリニューアルし、「Daytona Park(デイトナパーク)」としてオープンした。「あらゆるひとが思い思いに楽しみながら、新たな好きに出会い、つながるコミュニティ」をコンセプトに、特定ブランドのカラーに偏らずシンプルでスタイリッシュなデザインでモール化を図った。社外ブランドも含め、店舗とオンラインストアの両方に出店ができるOMOプラットフォームとなる。

基幹事業となるセレクトショップ「FREAK’S STORE(フリークス ストア)」をはじめ、サステナブルをテーマにしたコンセプトストア「Firsthand(ファーストハンド)」などを運営するデイトナ・インターナショナルはこのほど、オンラインストア「FREAK’S STORE ONLINE SHOP」の全面リニューアルを実施。

コンセプト、デザイン共に刷新し、11月29日に「Daytona Park」としてオープンした。「Daytona Park」は、「あらゆるひとが思い思いに楽しみながら、新たな好きに出会い、つながるコミュニティ」をコンセプトに掲げ、特定ブランドのカラーに偏らずシンプルでスタイリッシュなデザインでモール化を図っており、社外ブランドも含め、店舗とオンラインストアの両方に出店ができるOMOプラットフォームとなった。

デイトナ・インターナショナルは2022年3月、OMOのモデル店舗として世界初の「オリジナルインタラクティブミラー」(デジタルサイネージアワード2022にて優秀賞を受賞)を「FREAK’S STORE名古屋PARCO店」に導入している。今回は、オンラインの体験価値向上としてサイトのリニューアルを行い、「FREAK’S STORE」以外のアパレルブランドやホールセール事業の取り扱いブランド、新規取り扱いブランドをすべて内包したモール化を実施した。

新サイトの「Daytona Park」は、最新の画像検索AI機能やこれまでになかった機能軸の追加により様々な検索が可能という特徴を備える。画像検索では、手元にある写真からの検索や類似商品を探すことができ、SNS等で見かけて気になったアイテムの類似商品を簡単に見つけることができる。


▲画像検索のイメージ

従来の属性やキーワード検索だけでなく、サステナブルに対する取り組みを示す「サステナブルアイテム」を新たにカテゴリーに追加。「エコマーク」「エシカルマーク」の独自アイコンを商品ページに掲出し、その商品がどのような素材でつくられたのか、どのような取り組みのなかで生まれたのかを判断できるようになった。


▲サステナブルアイテムの検索イメージ

デイトナ・インターナショナルは、サステナブルアクションのスローガン「みんなと生きる、豊かな未来へ」の取り組みの一環として、商品のデザインやスタイリング提案だけでなく、環境に配慮した取り組みや責任ある行動のもと作られたストーリーをユーザーにわかりやすく伝えることで、責任ある消費行動に参加できるきっかけづくりを提案している。今後は商品の下げ札にも同様のマークを印字し、店舗でも利用者自身が確認できる仕様変更の導入を目指している。

サイトデザインは、「わかりやすい、使いやすい」をキーワードに、ユーザーフレンドリーなデザインに刷新を図った。

スマートフォン版のページには、利用頻度の高い便利な機能をピックアップし、操作しやすいボトムナビゲーションを配置。スタイリングスナップや検索機能、お気に入り機能などへすぐにアクセスできるようになった。


▲ボトムナビゲーション(左)や世界観伝わるショップトップページ(右)

「FREAK’S STORE」「Aresense」などのブランドに加え、新たにバイタミックス社製のハイパワーブレンダー「Vitamix(バイタミックス)」の取り扱いを開始。サイトには、ブランドごとに専用の「ショップトップページ」を新設し、ブランドビジュアル、トピックスやイベント情報、新着商品、スタイリング等を1つのページにまとめた。これによりユーザーは、気になるブランド情報をまとめてダイレクトに閲覧できる。


▲ハイパワーブレンダー「Vitamix」の取扱開始

今後も自社ブランドに限らず、社外ともアライアンスを組み、ユーザーへ新たな発見を届けていくとしており、2023年6月には、WEB3.0×OMO×コマースを目指した進化版のOMOプラットフォーム2.0のローンチを予定。モール化によりオンラインとオフラインをシームレスにつなげぎ、ユーザーに新たな体験価値を提供する。




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