2022.11.21

サンクゼール、東証グロース市場への新規上場承認を発表 上場日は12月21日の予定

サンクゼールが運営する久世福商店

「久世福商店」「St.Cousair(サンクゼール)」などの専門店を150店舗以上展開する食品製造小売企業(食品SPA)のサンクゼールは11月17日、東京証券取引所において、株式の東京証券取引所グロース市場への新規上場が承認されたと発表した。なお、東京証券取引所への上場日は12月21日の予定としている。

1979年に信州斑尾高原で創業したサンクゼールは、「Country~田舎の豊かさ、心地よさ~」をコンセプトに、ワイン、ジャム、パスタソースなどの商品を取り扱う「サンクゼール」、「ザ・ジャパニーズ・グルメストア」をコンセプトに各地のうまいもの、こだわりの食材を取り扱う「久世福商店」、および米国を中心としたグローバル展開を目的とする「Kuze Fuku&Sons」の3つの食品ブランドを展開。日本全国に自社店舗(FC含む)有する食のSPAを展開する食品製造販売事業を行ってきた。

自社店舗以外にも、大手食品卸企業や小売り企業に対する卸販売を行うホールセール、自社サイトおよび「楽天市場」サイトを通じたEC販売、地方の生産者と消費者をつなぐオンラインマーケットプレイス「旅する久世福e商店」、米国を中心としたグローバル展開など、さまざまなチャネルを通じて商品を販売している。

11月17日、東京証券取引所グロース市場への株式の新規上場が承認されたと発表した。東京証券取引所への上場日は12月21日の予定となっている。

「愛と喜びのある食卓をいつまでも」のコーポレートスローガンのもと、顧客の声に基づいた食品の企画・開発、品質改良および販売強化に取り組んできたとし、今後も一層グループのブランド認知度を高め、売り上げを伸ばしていくとともに、新たな事業の柱になる新規事業の開発にも積極的に取り組んでいく考えを示した。

さらに自社グループのみならず、自社を取り巻く社会全体が長期的に持続可能なものになるよう、サステナビリティ経営に注力するとしている。




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