2022.11.10

ダイレクトイシイ 、メール経由の売り上げ2倍に アクションリンク導入で工数も半分に

ダイレクトイシイはECサイトにCRMツールを導入


石井食品の子会社で、おせちや栗ご飯、防災食などの食品のECを手掛けるダイレクトイシイでは、2022年4月以降、メール経由の売り上げが急増している。売り上げ急増の決め手となったのは、EC特化型CRMプラットフォーム「アクションリンク」の導入だ。4月には、メール経由の売り上げが前月比で2倍になった。7月には、前年同月比で50%増となったという。ダイレクトイシイの沼田拓朗取締役によると、「アクションリンクのメール配信の自動化によって、メルマガ作成に掛かる工数が半減した」と話す。沼田取締役に、「アクションリンク」導入のメリットについて聞いた。



有名飲食店「佰食屋(ひゃくしょくや)」とコラボ


――ダイレクトイシイの通販事業について、教えてください。


ダイレクトイシイでは、石井食品の子会社として、15年前からEC・通販を展開してきました。

石井食品は、お弁当の定番のミートボールで知られており、スーパーの店頭で見かけたことがある人も多いと思います。ダイレクトイシイでは、店販の商品と差別化するため、おせちや栗ご飯、地域の食材を使ったハンバーグ、非常食などを扱っています。


▲石井食品のミートボール

お客さまの多くは主婦です。おせちと栗ご飯が主力商品となっており、売り上げの上位を占めています。

当社では近年、人気の飲食店とコラボした商品を多数開発しています。それがきっかけで新規のお客さまに知っていただくことも多くなっていました。京都のステーキ丼で有名な「佰食屋(ひゃくしょくや)」とコラボしたおにぎりを発売した際には、多くのメディアに取り上げられました。ECサイトに多くの新規のお客さまに来訪していただけました。


▲石井食品と佰食屋

フェイスブック広告からの流入も増えていました。新規顧客の集客が成功しつつある中で、お客さまにリピートしていただくきっかけを作るのが課題でした。

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