2022.11.10

Zホールディングス、純第2四半期の流通総額は6.9%減の7430億円 モールの取扱高は8.8%増

ヤフーの持ち株会社であるZホールディングス(HD)の22年7‐9月期(純第2四半期)における国内物販取扱高(流通総額)は、前年同期比6.9%増の7430億円だった。ECモールなどショッピング事業の取扱高は、同8.8%増の4212億円だった。
 
「Yahoo!ショッピング」や「PayPayモール」など主要ECモールで利用者が安定的に増加した。
 
ソーシャルギフト「LINEギフト」の取扱高も拡大している。今年の「母の日」の取扱高は前年同月比120%増、「父の日」における取扱高は同170%増に伸長した。シーズンイベントにおける新規利用者の獲得が順調だった。
 
10月には、「Yahoo!ショッピング」と「PayPayモール」を統合し、新生「Yahoo!ショッピング」を開設した。新生モールでは、ユーザーの定着率やLTV(顧客生涯価値)を重視し、安定成長を図っていく方針だ。
 
「『Yahoo!ショッピング』については、ひと通りモデルが完成しつつある。今後は周辺サービスを強化し、総合力でEコマースナンバーワンを目指していく」(川邊健太郎社長)と意気込みを示す。



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