2022.11.09

Amazonフレッシュ、初の単独物流拠点を東京に開設 商品保管・出荷能力の拡充

Amazonは11月9日、東京都江戸川区に「Amazonフレッシュ」専用物流拠点「Amazonフレッシュ 葛西フルフィルメントセンター」(以下:Amazonフレッシュ 葛西FC)を開設した。初のAmazonフレッシュ単独の物流拠点により、商品保管・出荷能力の拡充を図った。

「Amazonフレッシュ」は、東京、神奈川、千葉の一部エリアのAmazonプライム会員に向け、厳選した旬の野菜や果物、新鮮な魚や肉などの生鮮食品をはじめ、惣菜やミールキット、専門店のこだわりの食材、日用品を最短約2時間で配送するAmazon直営のネットスーパー。


▲生鮮食品や日用品などを販売

Amazonはこのほど、Amazonフレッシュ専用物流拠点となる「Amazonフレッシュ 葛西FC」を東京都江戸川区に開設した。既存の「Amazon川崎フルフィルメントセンター」内の「Amazonフレッシュ」占有スペースに続く2つ目の「Amazonフレッシュ」専用物流拠点で、「Amazonフレッシュ」単独としては初の物流拠点となる。

「Amazonフレッシュ 葛西FC」は、延べ床面積が約6000㎡。生産者から購入者に届くまでの食品の鮮度や品質管理について徹底的にこだわっており、商品の入荷・保管・出荷のそれぞれの段階で最適な温度管理のもと、専任スタッフが購入者に代わり商品をひとつひとつ手に取り、鮮度や品質を6方向から確認。チェックをクリアした商品のみを採用。商品がつぶれたり傷んだりしないよう梱包も入念に行った上、配送時もそれぞれの商品に応じた最適な温度を保てるよう3温度帯(常温、冷蔵、冷凍)に分類。「Amazonフレッシュ」が独自に開発した保冷ボックスに入れて配送する。


▲厳選した生鮮品などを販売している

さらにAmazonは、顧客にとっての利便性向上だけでなく、ドライバーを含めた物流拠点で働く全てのスタッフの安全確保も重視。「Amazonフレッシュ 葛西FC」においても、働く人々に安全と快適な職場環境を提供している。

「Amazonフレッシュ 葛西FC」の開設により、「Amazonフレッシュ」全体の商品保管・出荷能力が拡充され、利用者は希望の配送時間帯を選びやすくなり、より便利にサービスをご利用いただけるようになる。1時間単位の配送時間帯をオプションとして指定できるエリアも拡大し、これまで提供していた東京都大田区、世田谷区、目黒区、狛江市、および神奈川県川崎市(幸区、高津区、多摩区、中原区、宮前区)、横浜市(港北区)に加えて、新たに東京都の江戸川区・江東区、千葉県の市川市・浦安市のそれぞれ一部エリアが対象となった。

Amazonは、今後もプライムの利便性向上を図るとともに、日々の生活に欠かせない生鮮食品の買い物がより便利になるよう、各サービスの向上に努めていくとしている。




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事