2022.11.06

Paidy、「いい推しの日」に「みんなの推し活大調査」の結果公開 約8割が推し活のお金の使い方を工夫

あと払いサービス「ペイディ」を提供するPaidyはこのほど、自身にとってイチオシのアイドルやキャラクターを応援する「推し活」について迫る「みんなの推し活大調査」を実施し、結果を公開した。約8割が推し活のお金の使い方を工夫しており、8割以上の人が推し活によるポジティブな変化を経験していることなどがわかった。加えて、12月13日に開催されるK-POP、K-Drama、K-Movieが融合したアジア最大級のアワード「Asia Artist Awards」への協賛を発表した。韓国エンタメ好きな人の推し活を応援する。

Paidyは、「今買いたい!」を叶えるあと払い(Buy Now Pay Later)サービス「ペイディ」を提供している。

2022年10月7日~10月12日の期間、全国の18歳~39歳の男女、600人を対象に「みんなの推し活大調査」を実施し、11月4日の「いい推しの日」に合わせて結果を公開した。


推しているジャンル1位は「アニメ」


「今推しているジャンル」についてたずねた問いでは、「アニメ」が44.5%で1位、次いで「J-POPアイドル」(37.7%)、「マンガ」(27.0%)だった。なかでも男性の半数以上(18~29歳:3.3%、30~39歳:55.3%)がアニメを推していると回答しており、日本のポップカルチャーの根強い人気が伺える結果となった。



30~39歳女性においては、アニメ(33.3%)の次点が「K-POPアイドル」(22.0%)だった。もともと日本でK-POPは人気があったものの、ここ数年の世界的なブームが更に人気を加速させていると推察している。また、J-POPアイドルを推している人で、K-POPアイドルも推しているのは21.7%だったのに対し、K-POPアイドルを推している人のうち約半数(50.5%)は、J-POPアイドルにも推しがいることが明らかになった。K-POPアイドルを推す人は国境を越えて、アイドル自体が好きな人が多いと推測できるとしている。

推しているジャンルを知ったきっかけについては、テレビや雑誌、SNSなど様々な媒体が挙げられたが、男性は特にアニメ・漫画をSNSで見て、女性はJ-POP・K-POPアイドルをTVで見て推し活を始める傾向にあった。


「推し」を感じるグッズを48.7%が購入


「公式グッズ以外の推しの概念を感じるアイテムを買ったことがありますか」の問いでは、48.7%が「買ったことがある」と回答。およそ2人に1人が経験があることがわかった。



「公式グッズ以外の推しの概念を感じるアイテム」を買った理由(複数回答)は、「生活の中で少しでも推しを感じたいから」が36%ともっとも多く、「自分だけがわかる推しグッズが欲しいから」(28.1%)、「公式にはない実用的なものが欲しいから」(25.3%)が続いた。具体的には、推しのカラーが使われたグッズや、推しが着ていたデザインに似ている服、推しが普段使っている物などの回答があった。

こうした概念消費をしている人の割合が多かった推し分野は、スポーツ選手(68.7%)、K-POP(68.0%)、ゲーム(65/0%)となった。



推しが勧めているファッションやコスメ、食べ物などを買ったことがあるかをたずねたところ、半数を超える51.7%が「買ったことがある」と回答し、推しによる影響力の高さが明らかになった。



上記の質問で購入した商品のジャンル(複数回答)は、「食品・飲料・酒類」が48.7%ともっとも多く、「ファッション」(38.7%)、「化粧品(スキンケアやメイク)」(21.0%)と続いた。

特にK-POP(75.3%)や声優(72.0%)を推す人は、推しが勧めているものを買ったことがあると回答した人が7割以上いた。



K-POPとJ-POPを推す女性の多くが、推しが勧めているファッションやコスメを買ったことがあり、なかでもK-POPを推す18~29歳の女性はその傾向が高く、75.0%がファッションアイテムを、37.5%がコスメを購回答した。この結果から、「推しのようになりたい」「推しに少しでも近づきたい」という気持ちが消費行動にも繋がっていることがわかるとしている。


推し歴最長は「バンド・アーティスト」


現在推しているジャンルの推し歴をたずねた問いからは、「バンド・アーティスト」を推している人は推し歴が長い傾向にあり、6割以上が3年以上推していることがわかった。J-POPアイドルとK-POPアイドルの比較では、K-POPアイドルを推す人は7割以上が推し歴3年未満だったのに対し、J-POPアイドルを推す人は推し歴3年未満は5割程度と、全体的にJ-POPアイドルを推す人の方が推し歴が長いことがわかった。男女別の比較では、多くのジャンルにおいて女性は半数以上が推し歴「3年以上」と答えており、推しと歩んできた時間が女性の方が長いことがわかった。



「推し活をすることによって、自分の生活に何か変化はありましたか」の問い(複数回答)では、多くの回答を得た「人生が豊かになった」(41.7%)、続く「毎日の仕事や勉強をがんばれるようになった」(27.7%)、「行動がアクティブになった」(23.0%)と、自身の生活にポジティブな変化があったと回答した人は8割以上(85.7%)となった。推し活が趣味という領域を超え、人生の充実感やモチベーションに繋がっていることがうかがえるとしている。30第男性の17.3%は、「推し活のためにお金のやりくり術が身に付いた」と回答しており、推し活が自己成長につながっていることもわかった。




推し活で「趣味」「自分磨き」「ファッション・メイク」などに変化


推し活をするようになってから始めたことや変化したこと(複数回答)については、「趣味」(28.7%)がもっとも多くの回答を得た。「自分磨き」(20.8%)、「ファッション・メイク」(17.7%)、「旅行・遠征」(15.5%)などの回答もあり、推し活をすることで、より楽しく充実した人生を送っていることがわかるとしている。



K-POPを推す人は、推し活をするようになってから始めたこととして「語学」と答えた人の割合が他の分野と比べて高く、約3割となった。一方、スポーツ選手を推す人のうち43.3%は「自分磨き」を始めたと答えており、スポーツ選手のような健康的な体やメンタルなどに憧れを持つ人が多いことがうかがえるとしている。

推し活にお金を使う理由(複数回答)は、「心が満たされるから」が44.9%ともっと多く、続く「純粋に楽しいから」(43.1%)、「元気がもらえるから」(42.7%)とポジティブな理由が上位にランクインし、推し活にまつわる消費行動が、幸福度を高め、心の支えになっていることが推察できるとしている。




「アイドル全般」「2.5次元の舞台俳優」のファンが使う金額多め


推しているジャンルに1カ月平均でいくらくらいお金を使っているかを尋ねたところ、全ジャンルにおいて半数以上が1万円以下と回答した。アイドル全般、2.5次元の舞台俳優を推している人は、「1カ月に5000~1万円程度を推し活に使う」の回答率が他ジャンルの人と比べて高い結果となった。一方で、インフルエンサー・YouTuber(30.5%)、俳優(31.7%)、お笑い芸人(28.8%)を推している人は「0円」がもっとも多い回答となり、推しているジャンルによって差がでる結果となった。



1カ月の収入における使い道の割合では、推し活に使用する金額は平均で13.1%と、交際費(7.9%)より高い回答を得た。



1カ月で推し活に使用した最高金額は、1万円~3万円以上が32.6%ともっとも多く、7割を超える人が1万円以上と回答する結果となった。その際にどのようにお金の工面をしたかの問い(複数回答)では、「クレジットカードを利用した」がもっとも多く37.9%だった。次いで「貯金を崩した」(29.5%)、「生活費を節約した」(25.4%)となった。「特別なことはしていない」と答えた人は23.4%で、約8割(77.6%)の人が何らかの工面をしたことがわかった。




お金の使い方に工夫も


一方で、お金をかけずに推し活を楽しむ人も19.2%いた。「ファンアートを描いて推しを応援している」「推しの宣伝をSNSで行う」「推しに手紙を書く」「心の中で想う」などの声があり、楽しみ方を工夫している様子が伺えるとしている。

推し活の具体的なお金の使い方は、どの分野においても年齢や性別の差は小さく、性別や年代を問わず、和気藹々と共通した楽しみ方をしていることがわかった。例えばJ-POPアイドルを推している人は、どの性年代においても、「CDやDVDを購入する」「ライブやイベント、試合に行く/推しを見に行く」「公式グッズを購入する」が回答の上位3位に入った。推し活は、性年代を超えて、異なるバックグラウンドの人とでも、共通のパッションを共有し、和気藹々と楽しめることが予測できるとの考えを示した。

推し活のお金の使い方で工夫していることをたずねたところ、約8割(77.5%)の人がお金の使い方を工夫していることがわかった。具体的には、沢山使った月の翌月は調整する(22.1%)、お金を使うものの優先順位やマイルールを決める(21.7%)、月の予算を決める(21.5%)などしている人が多いことがわかった。



マイルールの具体例には、「ポイ活で貯めた分だけで楽しむ」「ライブやイベントに行くことを最優先する」「長く大切にできる装飾品や日常生活で使えるものを中心に選ぶ」「誕生日や周年イベントなど、課金額が増える月に向けて貯金する」などが寄せられ、自分ならではのルールをしっかりと決め、推し活を楽しんでいる人が多数いることがわかった。

お金の使い方の工夫を推しジャンル別に見ると分野によって違いがあり、K-POP(32.2%)やゲーム(34.2%)を推す人は「推し活以外のお金を節約して推し活に回す」と回答した人が全体と比較して多い傾向にあった。バンド・アーティストを推す人(31.7%)は「出費を事前に予測して、長期的にお金の使い方の計画を立てている」と回答した人が多く、ライブのスケジュールなどに合わせて計画的にお金の使い方を検討している様子が伺えるとしている。また、スポーツ選手を推している人のうち約3人に1人(34.4%)が「月の予算を決めている」と回答した。



推し貯金をしていると答えた人は、全体の14.0%で、貯金のルールとして「推しにときめいたら」「寝坊したら」など、自分の生活の中で貯金のきっかけを作っている人もいた。


使った金額「だいたい把握」が55.6%


「今月いくら推し活に使ったかなどの出費額を把握していますか」の問いでは、「だいたいの額を把握している」の回答が55.6%ともっとも多く、「細かい額を把握している」(22.1%)と合わせ、8割弱(77.7%)の人が把握していることがわかった。分野別では、K-POPアイドルとスポーツ選手を推す人のうち9割以上が、推し活に使った出費額把握していると回答した。



さらには、「使った金額を把握する」(53.6%)、「使いすぎないようにする(48.4%)、「お金を管理しやすくする(46.4%)などの理由のため、10人に1人は推し活と普段の支払い方法をわけるなど、無理なく賢く、自分にあった方法で推し活を楽しんでいる姿が浮かび上がったとしている。

推し活にお金を使うときの悩みは、「つい使いすぎてしまう」(28.2%)、「月によって出費がかさむことがある」(28.0%)、「使
えるお金が少ない」(25.4%)の回答が多く、推し活を全力で楽しみたいと思うからこその悩みがあることがわかった。「特にない」と答えた人は19.9%で、8割以上の人が推し活でお金を使うことに対して悩みを持っている結果となった。



推し活に使う月の予算を決めていると答えた人に、予算を超えてしまうことがあるかを尋ねたところ、65%の人が予算を超えてしまうことがあると回答した。理由には、「ライブやイベントが重なることがある」「CDやDVDなど欲しいものが出る時期が重なった」などが挙がった。


アプリで把握できる決済のニーズが高い


推し活にかかる費用の支払いサービスについて、魅力的だと感じるもの、求めるものをたずねた問い(複数回答)では、「使った金額がすぐにアプリに反映されて、管理がしやすいもの」が35.7%ともっとも多い回答を得た。「クレジットカードの登録が不要で利用できるもの」(23.0%)、「支払いがスマホで完結して、電車などの外出先でもすぐに対応できるもの」(22.2%)と続き、賢くスムーズに推し活を楽しめるサービスを求めていることがわかった。



「ペイディ」は、アプリ上でお金の管理がしやすいほか、支払い方法も自身のライフスタイルに合わせて選べるなど、自分らしく利用することが可能。アプリ上で本人確認を実施すると、翌月一括あと払いに加え、分割手数料無料の3回あと払いも利用でき、月によって支出に変動のある「推し活」をスマートに楽しむことができるとし、「推し活」を楽んでいる全ての人を応援する考えを示した。

Paidyでは、推し活」を楽しむ全ての人を応援するため、「いい推しの日」に合わせて、「#今年のベスト推しグッズ」を募集するTwitterキャンペーン実施(2022年11月4日~11月17日)。指定のハッシュタグをつけて投稿した人の中から、抽選で10名に3万円相当のカタ
ログギフトをプレゼントする。

さらに韓国エンタメ好きな方を応援するため、12月13日に名古屋で開催される、-POP、K-Drama、K-Movieが融合したアジア最大級のアワード「Asia Artist Awards」に協賛すると発表した。これに伴い、非売品の授賞式のチケットが抽選で50組(100名)に当たるTwitterキャンペーンを11月10日~11月17日の期間実施する。




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