2022.11.01

富士ロジテックHD、YouTubeチャンネル「オムニチャネル OMO TV」開設 1回目ゲストはNarvar Japan

第1回目はNarvar Japanの飯沼勇生代表(左)を迎えてトーク

D2C/P2C/eコマースブランドにフルフィルメントサービスを提供する富士ロジテックホールディングスは10月25日、アパレル・ファッションの購買後体験のトレンドとポイントを発信するYouTubeチャンネル「オムニチャネル OMO TV」の提供を開始した。オムニチャネルコマース&コミュニケーションの採用を検討するブランドや小売業者に向け、実践的な事例、オムニチャネル・OMO実装時の重要なチェックポイントなどを紹介する。

富士ロジテックホールディングスでは、スタートアップ支援メニューなどを通じて、アパレル・ファッションマーケットでD2Cブランドへのコマース物流、中堅・大手小売事業者などへ店舗向けフルフィルメントサポート支援を提供している。

このほど、アパレル・ファッション事業者に向け、オムニチャネル・OMOでの課題を解決する方法について、実例を基に解説するYouTubeチャンネル「オムニチャネル OMO TV」の提供を開始した。各エキスパートのファシリテーターと、ゲストプレセンターを招き、業界のインサイト洞察を配信。カスタマーサクセスとスタッフサクセスに繋げるコンテンツを届ける。

シリーズ第1回目は、Narvar Japanの代表取締役 飯沼勇生氏を迎え、「Post Purchase:購買後体験の改善」と題した対談を実施。アメリカでは10年以上の実績があり、多くのグローバルブランドやDTCブランドなどが実践している購買後体験(ポストパーチェス)について語っている。第2回目では、日本ではまだ理解浸透が十分とはいえない、返品・交換リバースサービスと、センター構築して収益アップを実現した方法ついて取り上げている。

顧客購買体験への要望や変化は目まぐるしく発展、変化しており、アパレル・ファッションなどの小売事業者・D2C/P2Cデジタルブランドにおいても、顧客は自分の好みに応じて、直接リアル店舗またはオンラインで閲覧、購入、返品するオプションを求めている。事業者は、これらに速やかに対応し、顧客満足度だけではなく、スタッフ満足度も向上させるための実践的・実用的な施策が求められている。

しかし、デジタル・リアル小売事業者の未来は、リアル店舗とオンラインコマースのみでデザイン・提供できるわけではなく、リアル小売店舗のスタッフの満足度(ワークプロセスと機能の見直しと待遇などのリ・デザイン)、そして利益、顧客とのコミュニケーションから発生する購買体験の柔軟性と、それをサポートするシステムなどの再考が必要となる。

こうした状況において富士ロジテックホールディングスは、クライアントであるアパレル・ファッションなどの小売事業者・D2C/P2Cデジタルブランドから寄せられた「多くの顧客からオムニチャネルエクスペリエンスを求められているが、具体的な実施方法が知りたい」との声に応えるため、YouTubeチャンネル「オムニチャネル OMO TV」の提供に至ったとしている。

アパレル・ファッション業界には、未解決な業務サービスがまだ多くあるとし、「オムニチャネル OMO TV」の提供を通じて、オムニチャネルサービスの拡充を進めていく考えを示した。「顧客中心」のブランドの成長を支援し、日本発のアパレルブランド強化の実現をサポートするとしている。




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事