2022.10.14

BEAMS、インスタグラムのリール運用に注力 平均動画再生回数1万超、FinTが運用を支援

BEAMSはこのほど、現代のファッションとライフスタイルを提案するレーベル「B:MING by BEAMS」のInstagramアカウントにおいて、FinTによる支援を利用したリール運用を実施し、平均動画再生回数が1万回を超えるなどの成果を得た。

BEAMSは、「B:MING by BEAMS」のInstagramアカウントにおいて、Instagramの短尺動画共有機能「リール」の運用を強化した。リール運用にあたっては、SNSマーケティング支援事業などを手がけるFinT社のリール運用支援を活用している。


FinTは同施策において、Instagramリールの企画、撮影、納品、レポートまで全て一貫して支援を実施。「B:MING」の世界観を保ちながら、リールのアルゴリズムやトレンドにあった形で音源を使用し、カット数の多い編集を行い尺は20秒程度に収めていくという方向性で制作を行うとともに、アパレルブランドの勝ちパターンとして「アイテム1つにフォーカスして紹介する」という形を考案した。

支援直後に公開した動画「簡単!すぐできる!シャルのおしゃれアレンジ」は3.7万回再生を達成したほか、平均動画再生回数が1万回を超えるなどの効果が見られた。


▲「リール」の動画イメージ

本施策に至った背景について、BEAMSのプレス担当 高橋咲氏は、Instagramでフォロワーを伸ばす方法として、リールが有効だとFinTから提案されたことがきっかけだったと話す。「これまでの課題として、フォロワー獲得の方法が広告配信の一辺倒になっていることがありました。そうした中で、新規ユーザー層とのタッチポイント創出という点でリールが有効であると提案いただき、今回注力しました。SNSの知見のあるFinTさんにお手伝いいただいて、企画の提案から編集っていうところまでまるっとお願いできればと思い、お取り組みさせていただきました」と述べた。


▲BEAMSのプレス担当 高橋咲氏

数ある支援サービスから、FinTへ依頼をした理由には、データに基づく提案をした点を挙げた。「他社事例やInstagramのアルゴリズムを根拠にロジックを持って説明してくださったため、施策実施後も仮説検証を行っていけるのではないかと思い」依頼に至ったとしている。

施策の実施については、「FinTさんに依頼して最もよかった点は、仮説検証してくださるところです。撮影して投稿して終わりではなく、しっかりと結果検証してくださっているところが成功事例を積み重ねられる要因だと考えています。根拠に基づいた企画立案の部分と、実施した後の検証というPDCAをきちんと回してくださるところが、FinTさんにお願いして本当に良かったなと思います」とコメントした。


▲FinT 担当ディレクター 平野寛太氏

今回の取り組みについて、FinTの担当ディレクターである平野寛太氏は、「施策において、Instagramのアルゴリズムやトレンドに基づいた企画立案をFinT、アパレルのトレンドやブランドの世界観はBEAMS様という形で役割分担を行い、共創できる体制を整えていけた点が良かったと思います。今後もFinTとしては、SNSマーケティング会社視点での新鮮味のある情報を随時お伝えして、お力になれたらと考えています。今後のSNSの動向や事例を追って、BEAMS様に合わせた企画を立案し提案する、という形で今後もサポートできればと考えています」と述べた。






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