2020.04.30

C Channelの上場で分かったEC売上は52億円 傘下の「神戸レタス」が9割超

動画メディア「C Channel」「mama+」などを運営

動画メディア運営のC channelは4月20日、東京証券取引所が運営するプロ向け株式市場「TOKYO PRO Market」 に新規上場すると発表した。上場予定日は5月25日。

新規上場に伴い開示した情報によると2019年3月期の連結売上高は、前期比41.7%増の74億5200万円だった。広告売り上げを中心としたメディア事業とともに中核事業であるeコマース事業の売上高は同26.4%増の52億5700万円だった。連結売上高に占めるEC売上比率は70.5%になっている。

2017年4月に資本提携し、グループ企業となっているファッションECサイト「KOBE LETTUCE(神戸レタス)」を運営するマキシムの売上高は、49億1200万円だった。EC売上高の93.4%はマキシムの売上高が占めており、連結売上高全体から見てもに65.9%がマキシムの売上高になる。

eコマース事業では、マキシムが運営する「神戸レタス」以外に、インフルエンサーが韓国から仕入れた商品を販売する「Isn’t she?」や、インフルエンサーの前田希美氏が企画した商品を販売する「N WITH.」、仕入れ商品を動画で販売する「BELL PALETTE」などのサービスを展開している。

インフルエンサーを活用したECや動画コマースのノウハウは、マキシムにも提供しており、グループ間でシナジーを生んでいるようだ。

C Channelが上場する「TOKYO PRO Market」は、プロ投資家(特定投資家など)限定した株式市場で、マザーズなどの一般市場と比べ、短い期間と少ないコストで上場できるという。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事